うまんちゅの惑星

40代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

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春秋の色

春秋の色


「春秋の色」
宮城谷昌光 著
講談社文庫249ページ
ISBNコード9784062634298
価格: 520円(税込)





連休だと言うのに、温泉旅行に行きたくてもいけない(T_T)

行き詰ったときにはがむしゃらに活字を追いかけるのみ。



「春秋の色」は中国古典歴史小説の作者、宮城谷昌光のエッセイ集である。

最初に読んだ「天空の舟」は失業後、行くあてのない日々を送っている時に図書館で出会った。
以来、「王家の風日」「夏姫春秋」「重耳」と著者の作品にはまっている。
彼の作品は漢字の多いとっつき難いイメージがあるが、読んでみると登場人物が生き生きと描かれて本書のなかにも“元気が出てくる”と読者の声が紹介されているがまさしくその通りの作家だと思う。

内容は無名時代から小説を書き始める過程や、直木賞や新田次郎賞受賞の背景、そして故郷蒲郡への想い等をまとめている。
中には引越しの際や恩師のエピソードで“見えない力”には著者の意外な一面が感じられた。
ただ全体的には色々な媒体に連載したものを集めた感じがあり、編集のまとまり感は否めない。
できれば著者の作品をある程度読んだ人に読んでもらったほうがいい。

本文に著者が影響を受けた「中国英傑伝」(海音寺潮五郎)と「項羽と劉邦」(司馬遼太郎)、そして
「中国の歴史」(陳舜臣)は読んでみたいなぁと参考になる。



印象に残るキーワード


「人が本当に孤独を感じたとき、その孤独をなぐさめることができるのは、人でなく、自然の景観というものであろう」

「作品を発表したとき、たとえ酷評され、十人中九人に認めてもらえなくても、かならず残りの一人には誉めてもらえるものだよ。その一人を希望に、書いていけばいい」

「同人誌、朱羅 炎天使」




本書の採点
★★★



備考

★★★★★有数の傑作
★★★★読み応えあり
★★★まぁまぁかな~
★★思ったより期待はずれ
★ダメだ、こりゃ~



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