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うまんちゅの惑星

50代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

賃貸生活

昨年の2019年9月30の13:30に
21年間のローン返済地獄から解放されてから一年が経過した。

自宅売却に伴う引っ越し作業は過酷続きで、
溜め込んだ本や雑誌や紙類の荷物約300キロを古紙買取業者へ持ち込んだり、
ソファーセットや不燃物の電気製品や家具類をリサイクルセンターへ運び込んで絶賛体力消耗しながら、
それでも運びきれない残留物を建物の外の敷地内に仮置きして、全ての荷物を出すのに10日間もかかり、
ローン返済地獄から解放される二日前の9月28日に完了した。

今回は長年にわたり趣味で収集してきた映画の雑誌やチラシなどの資料を泣く泣く処分することになった。
これまで7~8回の引っ越しのたびに苦行のような気持ちで全ての荷物を動かしてきたけど、
50を超えると精神的にも体力的にも命を削られるような感覚に陥り、ホントにしんどかった。
残りの人生を考えると物に執着せずに、まだまだある膨大の荷物類を少しづつ断捨離せねばと本気で思った。

自宅売却が決まってから二ヶ月くらいは
那覇市内で一階部分の賃貸アパートの場所を探し回っていたけど、
めぼしい物件がほとんど無かった。
ある不動産の人に言わせると、例年は年間を通してどんな時期でも比較的に空き物件はあったんだけれど、
今年は異常なほど空き物件が少ないと珍しがっていた。

仕方なく、六ヶ月間は母親が住んでいる2DKの賃貸マンションに大量の家財道具と荷物を持ち込んで居候していた。

居候1
写真 : アパート入口からキッチン付近

食器棚、洗濯機、パソコン、音響機器、製図台などの大きな荷物はキッチン付近に置くしかなくて、
トイレや洗面所や玄関へ抜ける隙間は30~40センチしかなかった。

居候2
写真 : 六畳部屋

六畳部屋には衣類や書籍、映画資料などの大量の箱物で埋め尽くされて、
寝る場所は僅かなスペースしかなかった。


居候3
写真 : 六畳部屋 睡眠スペース

刑務所には入ったことは無いので分からないけれども、
刑務所よりも劣悪な環境で半年間を睡眠時間で過ごしたかも知れないのは間違いないと思った。

仕方ないとはいえ、ホントにしんどいしんどい期間だった。


そして
母親の住まいから近い場所で良物件が奇跡的に出てきたので、
2020年3月27日金曜日
不動産屋さんにおいて、賃貸の契約書に判を押して、
翌28日からようやく新たな賃貸生活が始まった。

現在の住まいは三階建てアパートの一階部分の2DKの部屋。
家賃は共益費1000円込みで49000円。
築年数は25年前後だけれども、リフォーム済みで綺麗な空間。
ちょっとした庭も付いている。
風通しもいい。
念の為、事故物件でもないとのこと(ただし、不動産会社が嘘を言ってなければの話だが・・・)
一番の利点はは玄関ドアの前が駐車スペースになっていて
出入り、特に買い物袋を持っての出入り等、全てにおいて楽なのだ!

昨年の住宅売却を経て引っ越し作業から居候生活を経て一年が経過した今、
ようやく心身ともにストレスから解放されつつある。

残りの人生、少しでも楽しめるようになるといいな、と思う。

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