うまんちゅの惑星

40代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

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007 スペクター

007 スペクター

原題:SPECTRE
公開:2015/12/4
製作国・年:アメリカ映画・2015年
配給:ソニー・ピクチャーズ
上映時間:2時28分/CS/DOLBY・SRD
鑑賞日:2015/12/29  シネマイクスピアリ(S11)

監督:サム・メンデス
出演:ダニエル・クレイグ、クリストフ・ワルツ、レア・セドゥー、レイフ・ファインズ、モニカ・ベルッチ、ベン・ウィショー、ナオミ・ハリス、デビッド・バウティスタ、アンドリュー・スコット、イェスパー・クリステンセン


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半年ぶりの映画鑑賞。
イクスピアリも自動発券機が置かれて、料金窓口が閉鎖になっている。
またスタンプ式のポイントカードもカードシステムに変更されていて、僕の期限切れ一日前のカードも三ヶ月程度の延長が可能になり、危うくポイントを失う処だったので助かった (ー。ー)フゥ


ボンド(ダニエル・クレイグ)は“死者の日”のお祭りで賑わうメキシコで謎の男を追っていた。
そこでボンドは格闘の末に殺害したマフィア、スキアラ(アレッツサンドロ・クレモナ)がはめていたタコのマークが彫られた指輪から、スキアラの未亡人になったルチア・スキアラ (モニカ・ベルッチ) のいるローマへ向かって、悪の組織“スペクター”の存在をつきとめる。
その頃、ロンドンでは国家安全保障局の新しいトップ、マックス・デンビ こと“C”(アンドリュー・スコット)が、MI6の組織行動に疑問を抱き、M(レイフ・ファインズ) が率いる組織の解体を画策していた。
ロンドンに戻ったボンドは秘書マネーペニー(ナオミ・ハリス)から、少年時代を過ごした“スカイフォール”の焼け跡から出てきた写真を受け取った。
彼はその写真に隠された謎に迫るために、Mの制止を振り切って、秘かにマネーペニーやQ(ベン・ウィショー)の協力を得ながら、“スペクター”の謎のてがかりとなるかもしれないボンドの旧敵で因縁の殺し屋、Mr.ホワイト(イェスパー・クリステンセン) の娘マドレーヌ(レア・セドゥ)に接触する為に、単独でオーストリア、モロッコへと赴く。
彼の行動を阻止する襲撃者たちとの死闘を繰り広げながら“スペクター”の核心部分へと迫る中、ボンドは追い求めてきた敵と自分自身の恐るべき関係を知ることになる・・・

前作「007 スカイフォール」に続き、サム・メンデス監督がメガホンをとり、6代目ボンド=ダニエル・クレイグが4度目のジェームズ・ボンド役を演じる「007」シリーズの第24作目。


感想としては「007 カジノロワイヤル」を鑑賞した時に感じた躍動感と突き抜ける映画の引力が無いのは監督のせいなんだろうと思った。
サム・メンデスは前作の「007 スカイフォール」と今作でボンドと周りの人物像を深く掘り下げる映画作りを意識したと云われているが、なんなんだろうか?
映像の美しさやカメラワークも良くて、ダニエル・クレイグは最高にいいのだが、映画の感想としてはなんとなく腑に落ちない。

メキシコでのオープニングのロングショットで描かれるアクションシーンからオーストリアの雪上アクション、ローマで繰り広げられるアストンマーチンとジャガーのカーアクションや列車内での格闘シーンなど、見せ場はあるのだが、“スペクター”の描き方、ボンドガールのレア・セドゥのあまりの魅力無さに乗り込めないで覚めてしまった。
また、モロッコの砂漠の中にある“スペクター”の基地をボンドの銃撃だけで大爆破させるシーンと、映画ラストのオーベル・ハウザーの乗ったヘリに向かってボンドがピストルの弾でヘリのエンジン部分に命中させて墜落させるシーンなど荒っぽいなぁという印象だ。

ボンドの過去は、両親を亡くした後、孤児になっていた彼をヨハン・オーバー・ハウザーという人に養子として育てらる設定だが、ボンドと父親の仲に嫉妬した息子で義理の兄弟となるオーベル・ハウザー(クリストフ・ワルツ)が雪崩れ事故に見せかけて父親を殺害し、本人も死亡したことにして姿をくらませていたという設定。
クリストフ・ワルツの演技としての迫力不足というよりも、“スペクター”の悪役組織としての闇部分存在意義や凄みが薄い設定の描き方に至るまで、人物像を深く掘り下げる効果が各シーンとの設定に微妙にズレている展開が僕には強く感じられた。

果てして“スペクター”は最強の敵だったのか?
ネタバレになるが、映画のオープニングや後半のMI6の廃墟にボンドの敵だったドミニク・グリーン、ル・シッフル、ラウル・シルヴァーと、ボンドを愛したヴェスパー・リンドまでの顔写真が貼られている場面は、オーベル・ハウザーが影で操っていたという関連付けの設定にも微妙な違和感を感じた。
何よりもジュディ・リンチ演じるMも“スペクター”との関連があった設定には、果たしてどうなんだろかと思った。


「007 カジノロワイヤル」でジェームズ・ボンドが“007”になるまでが描かれた原点回帰、「007 慰めの報酬」はカジノロワイヤルのエンディングから繋がる後編としての設定。
そして「007 スカイフォール」でマネーペニーやQといった過去のボンド映画の脇役と新しいM(レイフ・ファインズ)の登場や秘密兵器の小道具設定と、ボンドが歩いてきて観客に拳銃を向けるシンボン的なオープニングタイトルバックで通常路線に乗せる展開になった。
しかし、ダニエル・クレイグ版の007を見た後の功罪は過去のシリーズがいっそうチープでダサい感じにを受けることだが、今回で通常路線に乗ったところで、映画ニュースで伝えられる情報によればダニエル・クレイグのハード路線の6代目ボンドもこれで見納めになるかも知れない。

今回の物語ではオーベル・ハウザーは殺されずに逮捕されて終わった設定だけれど、以後のシリーズには再びボンドを狙う展開になる可能性はあるかもしれないが、何よりも新ボンド役の俳優次第で映画007シリーズの魅力が今後どうなるのか不安でもある。





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■ キーワード
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「君は嵐の中でもがく凧だよ」


「ナインアインズ計画」


「弾切れだ。」


「殺しのライセンスは、同時に殺さないライセンスでもある」





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■ 映画の採点  ★★★☆☆
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備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…


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