うまんちゅの惑星

40代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

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そして父になる

そして父になる


原題:そして父になる LIKE FATHER. LIKE SON
公開:2013/8/30
製作国・年:日本映画・2013年
配給:GAGA
上映時間:2時00分/V/デジタル
鑑賞日:2013/10/5  シネマイクスピアリ(S8)

監督:是枝裕和
出演:福山雅治、尾野真千子、真木よう子、リリー・フランキー、二宮慶多、黄升げん、夏八木勲、風吹ジュン、國村隼、樹木希林


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“やっぱりそういうことか・・・”
ある日、病院からの電話で、6歳になる息子慶多(二宮慶多)が出生時に取り違えられた他人の子どもだと判明した時、野々宮良多(福山雅治)は、優しすぎる息子に抱いていた不満の意味を悟った。
一流大学を出て、大手建設会社に勤務し、都心の高級マンションで妻のみどり(尾野真千子)と息子慶多との三人暮らしで、人生の勝ち組で誰もがうらやむエリート街道を歩んできた野々宮良多にとっては苦悩と葛藤の始まりであり、妻のみどり(尾野真千子)は気づかなかった自分を責めた。
取り違えの起こった相手方は群馬で小さな電気店を営む斉木雄大(リリー・フランキー)と妻のゆかり(真木よう子)夫婦には、三人の子供がいて、取り違えられた子は琉晴(黄升げん)と名付けられていた。
良多は、過去の取り違え事件では100%血のつながりをとるという意見と、どうせなら早期の交換がいいと言うを事を斉木夫婦に提案する。
両家族は子供の交換の為に戸惑いながらもまずは交流から始め、数日間の交換をしながら、様子を探りはじめた。
慶多に一心な愛情を注いできたみどりと、粗野だが温かでにぎやかな家族を築いてきた斉木夫婦は、育てた琉晴を手放すことに苦しむが、いよいよ、互いの子どもの“交換”する日が決まった・・・

息子が出生時に病院で取り違えられ、別の子どもだったことを知らされた父親が抱く苦悩や葛藤を描く物語を福山雅治主演に是枝裕和監督が手掛け、本年度の第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されて、審査員賞を受賞して話題になった。


良い映画だが物足りない。
ましゃファンに悪いけれど、原因は良多を演じる福山雅治の演技が上手くないことだ。
父としての葛藤、心情の変化の過程がテレビドラマの延長線上の感じしか受けない。
尾野真千子、真木よう子の女優たちが上手すぎるので余計に福山雅治の粗さが目立ったと思う。
子役は慶多役の二宮慶多はつぶらな瞳が印象的で、“何で?”“オーマイ・ガッ”が口癖の琉晴役の黄升げんは粗雑さを演じていたが、同じ年齢という設定にはバランスが悪いなぁと何気に感じた。
また、中村ゆり演じる看護婦が意図的に犯したエピソードはなくして、
取り違えの原因を曖昧にして、取り違えられた二つの家族の苦悩と葛藤、そして慶多と琉晴の繊細な表情の描写に絞ったほうがよかったと思う。

当事者の子供にとっては取り違えられたほうがいいのか?
それとも、橋の下から拾われたほうがいいのか?
映画を見終わったあと、「赤ちゃんの取り違え」と言えば、山口百恵の赤いシリーズドラマ「赤い運命」を思い出したのと同時に、小学生低学年の頃、怒られたときに、冷たい土間の上でひざまずきさせられ、時には蝋燭の“ヤ~チュ~”攻撃の他に、アンタは橋の下から拾ったから、も~いーさ~と日常茶飯事のように言われ、
小さい頃は本当の親なのだろうか?と一度や二度考え、子供心に思っていた感情が蘇ってきた。

血のつながりか?、それとも愛した時間なのか?
顔や表情が似ているとか似ていないとか、そんなことにしかこだわれない男が多いなか、
子供と繋がっているって感覚は子を産んだ女にしか解らないのは十分理解できるようになっただけでも、
僕は内面が僅かに成長していると実感するとともに、
そして、僕はいつ 父になれる のだろうか?と思う今日この頃である。







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■ キーワード
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「“資料1、野々宮良多”“資料2、野々宮みどり”と、“資料3、野々宮慶多”は、生物学的親子でないと鑑定する」


「どうせだったら、両方とも引き取っちゃえよ」


「 いいか、血だ。
   これからどんどんその子はお前に似てくるぞ。
    慶多は逆にどんどん相手の親に似ていくんだ 」


「琉晴は沖縄の空のような晴れた日に生まれたから子供だから、琉球(沖縄)の“琉”に晴れの“晴”を名前にしたの」


「 琉晴が可愛くなってきた。
   慶多に申し訳なくって・・・
    あの子を裏切っているいたいみたいで・・・ 」





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■ 映画の採点  ★★★☆☆
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備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…




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