うまんちゅの惑星

40代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

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きっと、うまくいく

きっと、うまくいく


原題:3Idiots
公開:2013/5/18
製作国・年:インド映画・2009年
配給:日活
上映時間:2時50分/CS/DOLBY・SRD
鑑賞日:2013/7/26  シネマイクスピアリ(S15)

監督:ラージクマール・ヒラーニ
出演:アーミル・カーン、カリーナ・カプール、R・マーダビン、シャルマン・ジョーシー


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インド映画の「きっと、うまくいく」は面白くて元気になれる作品だった。


映画の舞台は、インドの未来を担うエリート学生たちが集まるインド屈指の理系大学ICE。
エンジニアを目指して、国内から集まってきた若き天才たちが競い合うキャンパスで、型破りな行動が目に付くランチョー(アーミル・カーン)と、なんでも神頼みの貧乏学生ラージュー(シャルマン・ジョーシー)、将来はカメラマンの夢を持つファルハーン(R・マーダビン)の三人が珍騒動を巻き起こす青春グラフティ。

“人生はレースだ”
この世に誕生する為に受精するにも、数億の精子が競い合う。
そして、生まれた時から将来は“エンジニアか医師だ”と親から言い渡されるインドの子供達・・・
インドの学歴競争社会への風刺を描きながらも大学生時代と卒業して10年後の物語は、ラージューとファルハーンが行方不明となったランチョーを探す謎解き仕立てが同時進行に描かれる。


インドでは病気で亡くなる人よりも若者の自殺者が多いという報道やコメントを聞いたことがあるほどの競争社会とのこと。
また、数ヶ月前に凶悪なレイプ事件がインドで多発したニュースが大きく取り上げられ、負のイメージが浮かび上がる。
カースト制度があり、格差問題も相当に根深い社会問題を抱えている国の学歴競争が過熱する教育問題の物語を描きながら、笑わせられて、うるうるさせられて、もちろん“歌って踊る”インド映画お決まりのシーンもある約3時間の映画は、少し間違えば拷問になりかねない長さだが、時間を感じさせないくらいに面白くて充実感が満ちている。
映画の構成がうまい!

♪ズビズビズビズビ、パンパーラ、♪ズビズビズビズビ、パランパーン・・・というミュジカルシーンの歌が今だに脳内を駆け巡っている。

登場人物の合言葉“うまーく いーく( ALL IS WELL )”は、うちなーぐちで言うと“なんくるないさぁ~”だ。
歌って踊りながら指笛を吹く場面では、乗りのいいうちな~んちゅが見れば一緒に吹きたくなりそうだ(笑)


ハリウッドを凌ぎ世界一の映画制作本数と観客動員数を誇ると言われているインド映画は、ムンバイ(旧ボンベイ)で製作されることから“ボリウッド”映画と呼ばれ、近年世界的な注目を集めている。

そのインドで興行収入歴代ナンバーワンを記録する大ヒットとなったこの作品は、2010年インドアカデミー賞では史上最多の16部門(作品賞・監督賞・主演女優賞・助演男優賞・悪役賞・脚本賞・撮影賞・編集賞・歌詞賞・台詞賞・男性プレイバックシンガー賞・音響賞・・・)を受賞。
悪役賞?!、男性プレイバックシンガー賞?!って、ユニークな部門も気になるが、
しかし、4年前に製作された映画なのに、インド映画というだけでの判断なのか?、それともどういう理由があるのかは知らないけれど、一般公開さえ遅れる日本って映画後進国そのものだよねぇ・・・

ところで、ランチョーを演じたインドの大スター、アーミル・カーンは44歳で大学生を演じているが、画面を観ながら日産のカルロス・ゴーン、もしくはMr.ビーン演じるローワン・アトキンソンに似ていると思ったのは僕だけなのかなぁ・・・







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■ キーワード
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「ファルハーン化とラージュー現象」


「うまーく いーく」


「万年筆」





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■ 映画の採点  ★★★★★
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備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…





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