うまんちゅの惑星

40代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

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ヒア アフター

ヒア アフター

原題:Hereafter
公開:2011/2/19
製作国・年:アメリカ・2010年
配給:ワーナー・ブラザース映画
上映時間:2時09分/CS/SDDS
鑑賞日:2011/2/28  シネマイクスピアリ(S7)

監督:クリント・イーストウッド
出演:マット・デイモン、セシル・ドゥ・フランス、ジェイ・モーア、ブライス・ダラス・ハワード


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人は死んだらどうなる?

電気を消すように真っ暗闇のようになるのか?
それとも、霊界という別世界があるのだろうか?!

パリで活躍するジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)は、休暇を楽しんでいたリゾート地で大津波に巻き込まれて、臨死体験をした。
通常の生活に戻っても不思議な光景が忘れられず、周囲の人達や恋人は、彼女の体験した出来事を理解してくれない。

サンフランシスコ在住のジョージ(マット・デイモン)は相手の手が触れるとその人の亡くなった大切な人を霊視したり対話できる霊能者。
しかし、その才能を“呪い”と思うジョージは、霊能者の道を避けて普通の暮らしを望み、人生を変えようとしている。

ロンドンで薬物中毒の母と暮らす双子の兄弟ジェイソンとマーカス(ジョージ&フランキー・マクラレン)。
マーカスは突然の交通事故で双子の兄ジェイソンを失う。
深い悲しみから立ち直れないマーカスは里子に出され、街を彷徨いながらも霊能者を探し始める…

やがて、違う街に住みながらも死に直面し、孤独と喪失感に苦しむ3人の人生が、運命に導かれるようにロンドンの街で交錯する…


マリーが臨死体験を元に出版した本の名前が、映画のタイトルにもなっている「HEREAFTER」とは“来世”という意味。
マリーが見た死後のビジョンは映画「未知との遭遇」のマザーシップ内のシーンに類似しているなぁと思うが、沖縄に生まれ育った身としては“スピリチュアル”や“死後の世界”は身近なので違和感は全然ない。

冒頭の津波が押し寄せる圧巻の描写に驚く一方、鑑賞後に感じるのは消化不良気味な感想を覚える。
それは、脚本とストーリーに矛盾する部分がいくつかあり、理屈で映画を見ているからなのかもしれない。

しかし、全体を覆うイーストウッド的な色彩のない映像、派手さのないマット・デイモン、セシル・ドゥ・フランスの演技、そして包み込むような静かなギターとピアノをベースにした音楽が醸し出す映画の雰囲気はやさしくて温かい。

イーストウッドが描くこの映画は「もし、死後の世界というものがあるとすれば、それはいわばボーナスみたいなものさ」と答えているように、押し付けがましいメッセージ性が一切感じないので、見る人々それぞれの、その時々の心の状態次第と、どのような視点で見るかで評価が分かれ、感性で見る映画になるんだろうと思う。


僕も時々ドアに触れると強烈な衝撃が指先から脳天に突き抜ける。
それは静電気というものだが、ジョージが相手の手に触れて霊視をする時も静電気の恐怖に脅えたのが霊能者の道を避けたかった理由じゃなかろうか? ヾ(~∇~;)

ところで、印象に残る場面は料理教室のシーンだった。
年老いても、さすがイーストウッド様って感じ。
このエロティックで官能さを感じるシーンを見て、僕は生きる喜び、そして希望が湧いてきた (*^.^*)エヘッ

僕も沖縄に帰省したら絶対に料理教室に通って、目隠しプレイを提案したいと思う。





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■ キーワード
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「あまり知りすぎないほうがいい」


「ディケンズの夢」


「見た目、香り、味、音」


「才能じゃない!むしろ呪いだ!」







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■ 映画の採点  ★★★☆☆☆
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備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…







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コメント


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こういった世界には興味があるので観ようと思いました。でもDVD鑑賞になるかも。

carry | URL | 2011年03月06日(Sun)15:35 [EDIT]


carryさん

こういう題材に関心がなくても、淡々としたイーストウッドの演出のおかげで、変な方向にならずにすんだと思います。
ただ、見方によっては退屈を覚えるかもしれませんが…

トムソーヤ | URL | 2011年03月10日(Thu)13:22 [EDIT]


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