うまんちゅの惑星

40代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

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オルタード・カーボン

オルタードカーボン

「オルタード・カーボン」
リチャード・モーガン 著  田口俊樹 翻訳 
アスペクト ハードカバー ISBN4-7572-1129-5


先週の盆休みは未読のSFハードボイルドミステリーの“オルタード・カーボン”を読み始め、
本日やっと読み終わったところ。
上下巻で約780ページもあり、くたびれたぁ^_^;

物語の舞台は二十七世紀。
人間の心はデジタル化され、小さなメモリーに記録されて頭部のつけねに埋め込まれている。
コンピュータのデータのようにバックアップができ、スリーブと呼ばれる他の人間の肉体に
ダウンロードすることによって、別の人間の肉体を自分の物にできる。
死は本当の死(リアル・デス)ではなくなり、バックアップデータを使えば不老不死が実現できる。
人類の生活圏は太陽系外、銀河系の彼方まで広がり、精神自体のダウンロード、アップロードで
星間転送が可能になり、財力がある裕福な人は、他人の肉体を買い、服を着替えるようにスリー
ブを交換すれば、新たな生命を次々に得られ、永遠の生命を得られる。
ただ再スリーブを繰り返すと精神に変調をきたしたり、メモリーが破壊された場合はホントの死を
迎える設定。

主人公のタケシ・コヴァッチはエンヴォイ・コーズ(特命外交部隊=高度の訓練を受けた兵士)を
除隊後に犯した罪の為、ハーランズワールドという銀河系の惑星で150年以上の保管刑を(心を
拘禁する刑)食らっていた。
一方人類の故郷地球では何百年も生き続けている有力な富豪が不可解な死を遂げていた。
しかし、メモリーのコピーでまもなく生き返るが、前後の記憶が飛んでいた。
そこで「自分が死んだ真相を暴け」と、高額な報酬と魅力的な条件で、タケシに事件の調査を
依頼するが…果たして真相はどうなのか?!

不老不死、そして“ブレード・ランナー”“マトリックス”の世界観。
そして物語の端々に日本文化の影響も見られ、クライマックスの展開は“ターミネーター”や
“エイリアン2”を彷彿させる。

僕のキャパシティが限界の為、読むには忍耐強さが求められ、欧米文学特有の癖が強く、
状況描写が複雑で専門用語が難解で途中???と感じる場面もあった。
時間を作って改めて再読したいと思う。

ビジュアルで表現されると“オルタード・カーボン”の世界観にハマるのは間違いない。
個人的にはジェームス・キャメロンに描いて欲しい内容だと思うなぁ。
尚、“ダイハード”シリーズのジョエル・シルバー制作で、ワーナーブラザースによって映画化が
決定との事。


採点
★★★ 


備考

★★★★★有数の傑作
★★★★読み応えあり
★★★まぁまぁかな~
★★思ったより期待はずれ
★ダメだ、こりゃ~

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