うまんちゅの惑星

40代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

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プレシャス

プレシャス


「プレシャス」


原題:PRECIOUS: BASED ON THE NOVEL “PUSH” BY SAPPHIRE
公開:2010/4/24
製作国・年:アメリカ・2009年
配給:ファントムフィルム
上映時間:1時間49分/V/DOLBY・D
鑑賞日:2010/5/7  イクスピアリ(S10)

監督:リー・ダニエルズ
出演:ガボレイ・シディベ、モニーク、ポーラ・パットン、マライア・キャリー、レニー・クラヴィッツ




舞台は
1987年、ニューヨークのハーレム。
クレアリース“プレシャス”ジョーンズは16歳の中学生。
肥満体で、両親から虐待を受けて生まれ育ち、二人目の子供を妊娠。
文字の読み書きも出来ない。
現実逃避からの妄想癖が、彼女の僅かな希望。
しかし、学校を退学させられ、フリースクールに通い始めたプレシャスは、一人の教師との出会いによって変わっていく…


映画は実話を基にした映画ではないけれど、子供たちへの肉体的精神的の性的虐待は、今も社会の隅っこには当たり前のようにあって、ごく中流の人々は他人事のように“私でなくて良かった”とか、こういう話題から目を背けてしまう醜い話。
一昔ならお涙頂戴の映画になっただろうけれど、詩的な映像感があって、見終わった後には絶望感の伴う重さが残らないのが救いである。
女性が主役で男は影がない。


経済的に豊かでないと、人は品性まで堕ちて行くのだろうか?
絶望的環境、絶望的な親子の絆、そして負の連鎖。
それでも、教育は光であり、希望である。
常に学ばなければ、品性は止まってしまう。

男は理解しないから問題は絶えない。
これも1つの女性解放の映画である。

母親役のモニークとソーシャルワーカー役のマライア・キャリー、そして教師役のポーラ・パットンの演技は上手い。
本年度のアカデミー作品賞を含む6部門にノミネートされ、助演女優賞(モニーク)と脚色賞(ジェフリー・フレッチャー)の2部門を受賞。

しかし、映画を見終わったあと、本編前の予告で見たセックス・アンド・シティ2の能天気差の対比がふと思い浮かんだのは救いなのか?、それとも、マイナスなのであろうか?






キーワード


「すべては宇宙からの贈り物」


「自分の名前と好きな色を教えて」


「すべての、いとおしい女の子たちへ」







採点 ★★★



備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…


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