

「イングロリアス・バスターズ」
原題:Inglorious Bastards
公開:2008/11/20
製作国:年度:2009年 アメリカ
配給:東宝東和
上映時間:2時間32分/CS
鑑賞日:2009/12/22 イクスピアリ(S1)
監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ブラッド・ピット、メラニー・ロラン、クリストフ・ワルツ、イーライ・ロス、
ダイアン・クルーガー、ダニエル・ブリュール、マイケル・ファスベンダー
体調不良の為「パイレーツロック」や「あなたは私の婿になる」を見逃して後悔したが、
昨夜は数週間ぶりに劇場に出かけ、タランティーノの新作「イングロリアス・バスターズ」を観た。
物語は
ナチス占領下のフランスで、一人の少女がナチスに復讐を誓い、時を同じくして、ナチスの連中が“悪魔と恐れる連中”と呼ぶ、アルド・レイン中尉(ブラッド・ピット)率いる特殊部隊“バスターズ”が、占領下の各地でナチス狩りを遂行していた。
ナチス掃討の為、連合国のスパイ達が暗躍するなか、ヒトラー総統を招いた映画のプレミア上映会が行われるクライマックスにむけて、各復讐譚の物語が交錯していく。
冒頭のマカロニウェスタンを彷彿させるシーンから、頭の皮を剥いだり、バットで殴り殺したり、ナイフでの惨殺など目を覆いたくなるれども、タランティーノ節全開で突き進み、史実もメッセージ性も関係ねぇのごとく、観る人を選ぶまるで保守的な僕のような常識人(笑)から見ると、悪夢のような映画だった。
ヾ(;´▽`A``)
これまでもハリウッド映画では、ナチスの悪行を題材に描く作品が多かったが、ナチスたたきのイカレタ描き方には、狂喜乱舞する欧米人もいるんだろうなぁと思いながらも、ふと、隣国やアジアの国の中には、戦前の日本軍の行為を同じような視点で映画やドラマにしているんだろうなぁと想像すると非常識人にはなれない(笑)
それでも、
ユダヤハンターのランス大佐役のクリストフ・ヴァルツや“ユダヤの熊”役のイーライ・ロス、そして映画に花を添えてるメラニー・ロランやダイアン・クルーガーの女優陣など、癖のあるキャラクターの描き方は観ていて退屈はしない。
ところで終盤で流れるデヴィッド・ボーイの音楽に“何の曲だっけ?”と考えていたら、キンスキーの「キャットピープル」だったんだよなぁと懐かしく感じた。
こういう映画を文句なしに楽しめたらまさしく、引きこもり人生でも憂いない豊かな生活を送れると思うけれど、僕にはまだ道のりが遠くに感じる…ヾ(;´▽`A``)
キーワード
「国家の誇り」
「プレミア作戦」
「ビンゴ」
「俺の最高傑作だぜ」
採点 ★★★☆☆
備考
100点満点で点数は★20点 ☆5点
★★★★★ 有数の傑作
★★★★ 見逃せない
★★★ 見応え充分
★★ 話題作だけど…
★ ダメだ、こりゃ…
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