うまんちゅの惑星

40代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

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吉原御免状

吉原御免状

「吉原御免状」

隆慶一郎 著


■ISBNコード: 978-4-10-117411-2
■判型/総ページ数: 文庫/508ページ
■価格: 667円(税別)
■発売年月日: 2007年12月10日(第48刷)
■発行元: 新潮社









肥後山中にて宮本武蔵に育てられた26歳の青年剣士・松永誠一郎は、武蔵の遺言に従い、江戸・吉原に庄司甚右衛門を訪ねる。
しかし、甚右衛門は既に死んでおり、右も左も分からないなか幻斎と名乗る不思議な老人と出会い、吉原を案内されているうちに、裏柳生の忍びの群れに襲撃されてゆく…
武蔵はなぜ松永誠一郎を、この色町・吉原へ送ったのか?、松永誠一郎の出生の秘密、裏柳生との激闘を絡めながら、遊郭・吉原誕生の秘話と、徳川家康の影武者説や秀忠の定説とは逆の悪役設定を織り込んで展開する長編時代小説。


著者の「影武者徳川家康」より、この本の方が面白かった。
読んでいて久々にワクワク感を覚えたのは高橋克彦の「火怨」以来だ。

歴史上の常識をあっと驚く大胆な設定に置き換えて、妙に物語の世界に引き込まれてしまう。
本書の遊郭・吉原の描写は、女性が読んでいても魅力的に感じるはずだ。
ただ、史実を引用して説明する部分では難解に感じるところもあるのだが…
しかし、著者が映画やドラマの脚本等も手掛けた経歴があるせいか、物語に引き込む展開や創作力は十分満足できる。


因みに信じてもらえなくても構わないけれど、僕は未だに吉原には縁がないけれどヾ(^o^;)
休日にでもこの本を片手に、現在の吉原を散策して、もの思いに更けたい。







印象に残るキーワード


「山の生きものたちの方が、ずっと、静穏で、気品がある」

「神君御免状」

「傀儡子」

「山では、陽の光にさえ、匂いがある」



本書の採点  ★★★★★



備考

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  読み応えあり
★★★   まぁまぁかな~
★★    思ったより期待はずれ
★     ダメだ、こりゃ~



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