うまんちゅの惑星

40代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

レスラー

レスラー


「レスラー」

原題:The Wrestler
公開:2009/06/13
製作国・年度:アメリカ・フランス、2008年
配給・日活
上映時間:1時間49分/CS
鑑賞日:2009/06/14 シャンテ

監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エバン・レイチェル・ウッド




昨日は「レスラー」を観た。

ざらついた感じのある画面構成に、ミッキー・ロークの後姿が印象に残るこの作品は、昨年のヴェネチア映画祭で金獅子賞受賞を始め、数々の映画賞で話題になった。
本年度のアカデミー賞では残念ながら男優賞を逃したが、受賞者のショーン・ペンが“彼”のカムバックをスピーチで讃えた出来事が印象深い。



ミッキー・ローク演じるランディは、かつて絶頂の人気を誇っていたプロレスラー。
20年がすぎた現在も、生活の為にスーパーでバイトをしながら、週末には寂びれた興行会場のリングに上がっていた。
行きつけのクラブのストリッパー、パム(マリサ・トメイ)に密かな想いを抱く一方、関係がこじれていた一人娘との和解を図ろうといていた。
ある日の試合後、心臓発作を起こしたランディは、リング引退を決意するが…

映画は、時代を風靡した男の、人生を変えることが出来ない不器用な中年の哀愁を描く。



話題が先行しているせいで、期待しすぎると思った以上の感動には届かないと思う。
しかし、マリサ・トメイがここまでやるとはある意味サプライズだし、エンディングで流れるブルース・スプリングスティーンの主題歌「ザ・レスラー」が映画を惹きたてている。
物語が淡々と進行し、シンプルの中にクスッと笑えるシーンもあるが、ナーンにも前知識なしで見たときが、遥かに感動値が高まる思うが、ここまで情報が氾濫していると仕方ない。

ローク自身の人生と重ね合わせる話題も多いが、この映画で「ミッキー・ローク復活」と言われているが、果たしてそうだろうか?
長すぎるブランクの代償はこのあとの作品次第で真価が問われると思う。



ミッキー・ロークもマリサ・トメイも痛々しい演技だったが、「プロレス界のカリスマ三沢光晴選手が亡くなった」と、三沢の訃報を知り、映画の世界観と重ね合わせて、昨夜は映画も三沢も、レスラーの生き様が胸に染みる夜だった。

偶然の出来事がおもわぬ方向へ行くことはたびたび起こる。
最近で言えば、アカデミー賞受賞関連で連日マスコミに取り上げられた「おくりびと」や、昨年は「靖国」が一部の政治家らの検閲で非難を受け話題になり、古くは「ラストエンペラー」の南京大虐殺のシーンを配給元が無断でカットした件で大騒ぎした等…、時折映画の公開タイミングで現実の事件やニュース関連が重なり合って、映画がサプライズヒットする現象が起こる。果たして三沢の訃報がこの映画の追い風になるであろうか?






キーワード


「あそこが俺の居場所なんだ。現実の外の世界は辛いんだ」


「80年代最高。90年代最低」


「今、大切なものを全て失うかも知れない。“おまえは終わりだ”と言われても、俺に辞めろといえるのはファンだけだ」





採点 ★★★☆



備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…


スポンサーサイト

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。