うまんちゅの惑星

40代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

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スティーブ・ジョブズ 偶像復活

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「スティーブ・ジョブズ 偶像復活」

ジェフリー・S・ヤング+ウィリアム・L・サイモン 著
井口耕二 訳

■ISBNコード: 4-492-50147-9
■判型/総ページ数: ハードカバー/544ページ
■価格: 2,200円(税別)
■発売年月日: 2005年11月18日
■発行元: 東洋経済新報社





“ファンを魅了し、魔法のような体験を与えるカリスマ性を持つ一方、自分勝手で心が狭く、粗暴で現実歪曲的思考の持ち主”と伝えられるアップルのCEO、スティーブ・ジョブズ。

ジョブスに関する情報は、ネットを始め数々の出版物で語られているが、この本は2005年の出版で多少時間が経過しており、幾分新鮮味には欠けるが、それでも飽きずに読める。

アップルを創業し、アップルから追放され、そしてアップルに返り咲く過程を中心に、養子としての生い立ち、インド放浪、禅、娘のリサ、妻のローリーン、菜食主義などの私生活から、ピクサーのCG技術でハリウッドのショービジネス界の重要人物に登りつめ、iTunes/iPodでは、音楽ビジネスに乗り出す背景を描きだしている。

本書を読むまで知らなかったが、ジョブスがアップルから追放される時期、「宇宙という新分野を征服してやろうと思い、スペースシャトル搭乗員に応募するが選ばれず、代わりにクリスタ・マコーリフという小学校の先生が選ばれた」ってあるが、あのチャレンジャーの爆発事故で亡くなった女性教師のことで、その辺りも、ジョブズの強運を物語るエピソードのひとつだろう。

ところで、「スティーブはまた、魔王の化身と思うような人物にも会った。ビル・ゲイツではないが、同じくらいわるいやつ、IBM社CEOのジョン・エーカーズだ。」…という箇所を読んではついつい笑いだした。
しかしビル・ゲイツも気の毒だよな… ^_^;

ただ本書はスティーブ・ジョブズ非公認とのことで、真実はどうであろうと、事実に近い小説として考えれば、読み物としては面白い。


なにぶん分厚いのでジョブスに関心があるのなら最初は、林 信行 著の「スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡 (ビジュアルブック)」や竹内 一正 著の「スティーブ・ジョブズ神の交渉力(新書)」辺りが入門篇的にいいと思う。



現在、スティーブ・ジョブズは体調不良で、六月まで長期休養をとっているというニュースがあったのだけれど、果たして本当に復活できるのだろうか?
林檎ファンとしては彼の強運を信じたいのだ。







印象に残るキーワード


「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」

「苦労が報いられるのは、会社をはじめたとか、株を公開したとか、そんなときじゃない。親になるのと同じようものさ。産みの喜びというのも奇跡に近いものがあるけど、本当に報いられたと感じるのは、子どもと一緒に生活し、子どもの成長を助けることができたときだ。インターネット関連の起業ラッシュで問題なのは、会社を起こす人が多すぎることじゃない。すぐにやめてしまう人が多すぎることなんだ。やめたくなる気持ちもわかるよ。社員をクビにしたり、あれこれキャンセルしたり、むずかしい状況に直面したりなど、絶望するときや苦しいときが多いからね。でも、そういうときこそ、自分がどういう人物で、自分にとって何が価値を持つのかがわかるんだ」

「洗濯乾燥機では、長年、ハイテクで味わった以上の興奮を味わわせてもらったよ」




本書の採点  ★★★★



備考

★★★★★ 有数の傑作
★★★★ 読み応えあり
★★★ まぁまぁかな~
★★ 思ったより期待はずれ
★ ダメだ、こりゃ~

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