うまんちゅの惑星

40代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

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グラン・トリノ

グラントリノ

「グラン・トリノ」

原題:Gran Torino
公開:2009/04/25
製作国・年度:アメリカ、2008年
配給・ワーナー・ブラザース映画
上映時間:1時間57分/CS
鑑賞日:2009/05/8 シネマイクスピアリ

監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ビー・バン、アーニー・ハー、クリストファー・カーレイ




今朝は「日本初豚インフルエンザ患者認定」とやらのニュースを聞いていて、マスコミの伝え方が何故か“やっと待ちわびていた事が…”の感じで、嬉しそうに報道しているよう受け取られるのは気のせい?
政府にしろマスコミにしろ政治利用でいいネタ感覚で扱うが、冷静な人々は今回の騒ぎで、僕のような冷めた感覚をかんじているんじゃないかぁ。

朝からそんな事を考えながらも、昨夜みた映画「グラン・トリノ」の余韻に浸っているのだ。



イーストウッド演じるのは、妻に先立たれ、息子や孫には疎まれ、隣人のアジア系住民に対しては人種偏見に満ちた態度で接する一人暮らしの頑固な老人ウォルト。
ウォルトは朝鮮戦争への従軍経験があり、退役後はフォードで定年まで働いた後は、庭でビールを飲むことと、愛車を磨くのが唯一の楽しみだったが、ある出来事を境に、彼の人生が変わっていくことになる…


タイトルの「グラントリノ」は、1972年にフォードが販売したアメ車の高級車。
自動車産業斜陽と叫ばれる今、先ごろのクライスラーの破綻に続きGM問題も山場を迎えつつあるアメリカの自動車業界だが、現実に伝わってくる情報によると、デトロイトをはじめ自動車城下町と呼ばれる地域は、映画同様な街並みになっているという。

移民が増えて治安が悪化し、変わりゆく町の姿を通して、タオ、スー、若神父、勲章、ビール、銃、モン族、愛犬、そしてグラン・トリノ…人種偏見や銃社会、そして宗教観等、今、アメリカが変わろうとしている情勢の中の諸問題をシンプルに描く。


年を重ねるごとに、関わる作品のクオリティが落ちないどころか、むしろ存在感の凄みを増すのは、クリント・イーストウッドの素晴らしい人間性だと思う。
本年度アカデミー賞で作品賞や監督賞を含む8部門受賞の「スラムドック$ミリオネア」より、この「グラン・トリノ」に受賞して欲しかったと思う。

イーストウッドにとって、これが最後の出演作品とも言われているが、俳優人生に優秀の美を飾るに相応しいと断言したい秀作だ。


エンディングの余韻も心地いい。





芝のある庭に、ガレージでの車や機械いじり、そしてオリオンビールを飲みながら午後のひと時を過ごすアメリカンスタイルに憧れる。
そんな生活に成れるのは果たして何時になることだろう…





キーワード


「モン族の女がしつこいなんて」

「俺の犬は食わせないぞ! ご心配なく、食べるのは猫だけよ」

「女の子は大学に行き、男は刑務所にいく」

「イカレイタ公」

「俺は生より死に詳しい」

「おれは付き合って決して愉快な男じゃない。だがおれはこの地球で生まれた最高の女と結婚した」





採点 ★★★★★



備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…


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