fc2ブログ

うまんちゅの惑星

50代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

カセットコンロ

台風21号による近畿地方の被害、そして北海道を襲った震度7を超える北海道胆振東部地震。
テレビの映像や新聞が伝える被害の状況を考えると気が重苦しい。

沖縄なら冬期でも命を失う危険性はほぼないのだが、
冬に対する備えのほとんどを電気に頼る雪国の場合、今回のようなブラックアウトによる大規模停電やインフラ破壊による停電は、生命維持に関わる深刻な問題だよなぁと思う。
特に停電や断水による影響は深刻だろうなぁと思うし、冬が来る前に早くインフラの復旧を願いたい。

そういえば二つの大きな災害が起こる前まで、頻繁に流れていたオール電化のテレビCMがここ数日流れていないようだ。
局や代理店は災害によるオール電化が不利な印象が冷めるまで、電力会社に忖度したのだろかと、ふと勘ぐってしまう。
確かに、オール電化はお洒落感があって魅力的な設備だけれども、
こういう災害が起きるたびに感じることは、ライフラインをオール電化一本化にした場合のデメリットは改めて危険性が有るなぁと思う。

ここ沖縄の場合も、
30年前以上に比べると水不足による断水もほぼ無くなっているし、
大きな台風が接近する度に、長時間の停電も少なくなってきているのは確かなので、オール電化対応の住まいが増えていると聞く。
もちろん、台風の接近時には地域によっては停電が頻繁にあるけれども、
それでも昔に比べると停電復旧も早くなってきてはいるので、若い世代のウチナーンチュたちは、災害に対して油断があるような気がするのだが・・・

個人的な考えは、やはり災害時のリスク分散の為には住まいのオール電化ではなくて、オール不電化が正しいと思うのだが、
こう言うと“だって、ユニオンが有りますから・・・”って茶化されそうではあるけれど・・・(※ユニオンとは、大きな台風が来ても休業しない、24時間年中無休のスーパーマーケット。沖縄のセント・エルモス・ファイヤーなのである)

残念ながら人間は喉元過ぎれば熱さを忘れる性なので、沖縄だけに限らず、
時が経てば災害時の苦労を忘れてしまい、何度も苦しみや辛さを繰り返すんだろうなとも思う。

さて、
もしもの場合を考えて、自分ならライフライン復旧まで、どう対処していくのか?

幸いなのか不幸なのか、お金に追われる人生なので、我が家はオール電化対応では無い。
コンロはプロパンガス対応でもしもの場合でも問題ない。
お風呂は灯油ボイラーではあるが、ただし停電になると使用は出来ないのだが、
屋根には2トン貯めのステンレスタンクがあるので、11月いっぱいまでの昼間なら太陽熱で若干温められた水風呂で凌げる。
もちろん飲食及びトイレと洗濯も、ガスと水が使用出来れば2週間くらいは生きていけそうだ。

それでも
飲料用水のポリタンクは常に満杯で用意してあるし(ローリングストックで使用中)、
ハンディーポータブルラジオ(電池式)とLED懐中電灯も準備している。
自転車もあるので、車が使えない場合は近辺の利用には助かるはずだ。
あとは缶詰とカップ麺、そしてお米等の食料品はもう少し多めに用意しながらローリングストックを日頃から心がけたいと思う。


“あとはカセットコンロも必要だよね”

という訳ではないのだけれど
帰省前のGWに、アイ・システムというメーカーのカセットコンロ“iアイ・コンロ(ZA-8M)”も購入しておいた。

店頭展示のiアイ・コンロ

購入前にはイトーヨーカ堂やビックカメラ、ネットのAmazonで手頃でコストパフォーマンスが高いカセットコンロを定点観測していたけれど、都内のヤマダ電機に立ち寄ったら、店頭通常価格2690円が1920円(税別)の表示だったので、これはお買い得だと思ったのでレジに向かった。
しかし、レジで支払い手続きをしたら、なんと言うことでしょう・・・ 請求金額が1662円(税別)に下がっており、
更に258円も安くなってラッキーな買い物になった ( ゚∀゚ノノ゙パチパチパチ

因みに最近流行りのロータイプの岩谷のカセットコンロを購入するつもりだったけれど、
値段も3000円~3500円もするし、五徳部分とガスボンベの部分の位置が平行ではないので、大きめの鍋や焼肉用プレートが使えなさそうだった。

それに比べるとこの“iアイ・コンロ”はコンパクトでありながら、着火性、火力もパワフルだし、五徳の部分も簡単に手入れが出来るし、ボンベの着脱はマグネット式なので簡単に取り外しと取付ができて言うことなし。

iアイ・コンロ3

商品の仕様は

■機種名:アイ・コンロ
■型 式:ZA-8M
■メーカー:アイ・システム
■点火方式:圧電点火方式
■安全装置:圧力感知安全装置(容器離脱型)/容器装着安全装置
■最大外形寸法(使用状態):349mm(幅)×273mm(奥行)×99mm(高さ)
■本体重量:約1.4kg(容器(ボンベ)は含まず)
■カラー:ダークシルバー
■使用ガス:ブタンガス
■出力(ガス消費量):3.5kW(3000kcal/h 253g/h)※気温20~25℃
■連続燃焼時間:約70分(最大火力で新品容器(ボンベ)を全て使用した時の実測値。※気温20~25℃)
■使用出来る鍋の大きさ:目安として土鍋9号まで(小さい鍋は鍋底が16㎝以上)



備えあれば憂いなし・・・ではあるけれど、
あとは必要最低限の電源確保方法があれば言うことなしではあるのだが・・・・

出来れば、三菱のアウトランダーPHEVの車があれば言うことはなしだけれども、
こればかりは宝くじが当たらない限りは無理だね ┐(~ー~;)┌

PHEVの車はすぐに用意することは無理だとしても、
現実的には、エンジン式小型発電機は今後準備してもいいかもしれないなぁと思う。



スポンサーサイト



PageTop