

原題:Frozen
公開:2014/3/14
製作国・年:アメリカ映画・2014年
配給:ウォルト・ディズニー
上映時間:1時42分/CS/デジタル
鑑賞日:2014/7/25 シネマイクスピアリ(S9)
同時上映:短編「ミッキーのミニー救出大作戦」
監督:クリス・バック/ジェニファー・リー
声(役名):クリステン・ベル(アナ)、 イディナ・メンゼル(エルサ)、ジョナサン・グロフ(クリストフ)、ジョシュ・ギャッド(オラフ)、サンティノ・フォンタナ(ハンス)、アラン・テュディック(ウェーゼルトン公爵)、キアラン・ハインズ(パビー)、クリス・ウィリアムズ(オーケン)
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四ヶ月ぶりの映画鑑賞だ。
4月の消費税増税に伴う映画料金の値上げにより、鑑賞意欲が沸かずに劇場に足が向かわない状態だった。
「ローン・サバイバー」「ブルー・ジャスミン」「それでも夜は明ける」他、見たかった映画も劇場スルーになってしまった今、気力を振り絞って劇場に向かった。
アレンデール王国、王家のエルサ(声:イディナ・メンゼル)とアナ(声:クリステン・ベル)は姉妹。
触れた物を凍らせてしまう魔法を持つ姉のエルサは幼い妹と遊んでいる時にアナを傷つけてしまった。
両親は禁断の力でを離れ離れに育てることにしたが、まもなく両親は航海途中の遭難に巻き込まれてしまった。
エルサはアナを傷つけることを恐れ、自分の世界に閉じこもり、アナは姉に嫌われたと思い込んで時が過ぎ去る。
やがて成長したエルサは女王の座に就くこととなり、戴冠式の日に久々に国民の前に姿を見せるが、意志に反して“禁断の力”で真夏の王国を真冬の世界に変えてしまう。
エルサは制御できない自分に耐えきらずに雪山の奥へ逃げ出して、自らの力を存分に解放し、“雪の女王”としてありのままの自分を見出す。
運命に引き裂かれた王家の美しい姉妹エルサとアナ・・・
アナは姉と凍った王国を救うため、山男のクリストフ(声:ジョナサン・グロフ)とその相棒のトナカイのスヴェン、夏にあこがれる雪だるまのオラフ(声:ジョシュ・ギャッド)とともに、エルサのいる雪山の奥へと旅に出る。
果たしてアナは、姉エルサの凍った心を解かし、凍ったアレンデール王国を救うことが出来るのだろうか・・・
今年の第86回アカデミー賞では長編アニメーション賞を受賞し、主題歌賞を受賞した「Let It Go」のヒットとともに興行の方でもあの「タイタニック」が日本で記録した260億円の興行収入記録をまもなく破るといわれている(2014年7月25日現在)大ヒットを記録しているディズニーアニメ。
挿入歌「Let It Go」も耳に残るけど、ここまでヒットするほど賞賛される映画なのかと言えば疑問が残る。
前半からエルサが山中で氷の城を築き上げるシーンまでは物語の展開がスピディーで映像も綺麗。
だが、感情を高ぶらせるほどの感動は伝わらない。
キャラクターに深みが足りないので、物語の設定と行動に繋がる葛藤が沸かない。
別の言い方をすれば子供たちにとっては丁度いいくらいの作りである。
もはや擦れ過ぎた僕が観てはいけないジャンルかもしれない・・・ ´_ _)ゥン
三月に映画が公開されて以降、ショッピングモールやファーストフード店では親子連れの小さな子供達が、主題歌の「Let It Go」を口ずさむ場面に遭遇する機会が多いくらい、今年上半期話題を呼んだ映画だった。
昔に比べてセンスある邦題が少ない現状のなかで、原題の「Frozen」を「アナと雪の女王」にした邦題も結果オーライだね。
ディズニージャパンにとっては、想定外のヒットで浮かれきった状態だろうと思う(~ー~;)
(社員は臨時ボーナスの請求を怠らないように・・・)
しかし、興行的、批評的にも大成功した影響で、来シーズンのゲレンデには、オラフの雪だるまが増えるのは間違いない (~ー~;)
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■ キーワード
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「怒りや恐れが判断を誤らされる」
「冬がこんなに美しいなんて・・・
“でも、真っ白すぎると思わない?・・・ちょっと色が点いていたらどうかな?”」
「アナの為なら融けてもいいよ・・・」
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■ 映画の採点 ★★★☆☆
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備考
100点満点で点数は★20点 ☆5点
★★★★★ 有数の傑作
★★★★ 見逃せない
★★★ 見応え充分
★★ 話題作だけど…
★ ダメだ、こりゃ…
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