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うまんちゅの惑星

50代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

アイアンマン3

アイアンマン3

原題:Iron Man 3
公開:2013/4/26
製作国・年:アメリカ映画・2013年
配給:ウォルト ディズニー
上映時間:2時間11分/CS/デジタル
鑑賞日:2013/5/24  シネマイクスピアリ(S8)

監督:シェーン・ブラック
出ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロウ、ドン・チードル、ガイ・ピアース、レベッカ・ホール、ベン・キングズレー


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人類滅亡の危機を回避した“アベンジャーズ”の戦いから1年。
億万長者で天才発明家のトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)は、激しい戦いのあと、悪夢にうなされながらまだ見ぬ敵の影に脅え、何かに憑かれたかのように新型パワードスーツを次々と開発していた。
そんなある日、心身ともに極限まで追いつめられたトニーは、“マンダリン(ベン・キングズレー)”と名乗る正体不明のテロリストによる襲撃を受けて、スタークの邸宅も崩壊させられてしまう。
多くのパワードスーツも失い、さらに、恋人のペッパー(グウィネス・パルトロウ)にも魔の手が伸びていた・・・

巨大軍需産業のCEOで気まぐれなプレイボーイという型破りなヒーロー“アイアンマン”をロバート・ダウニー・Jr.が演じる大ヒットアクションシリーズの第3作目。


僕としては前作のパート2の出来にがっかりしていただけに、期待せずにみたら意外と面白い仕上がりの作品だった。
前2作品の監督を務めたジョン・ファブローからシェーン・ブラックに変更したのが映画の空気に変化を与えたと思いたい。

僕は同じマーベル作品の「マイティ・ソー」「キャプテンアメリカ」「ハルク」「アベンジャーズ」はいずれも未鑑賞だが、このシリーズのみ鑑賞している。
前作2作と、「アベンジャーズ」は観ておいたほうが話しの流れがわかりやすいと思う。
マーベルのアメコミの原作に精通しているファンの間では賛否両論のようだが、
今回は少年とのエピソードや遺伝子工学のエクストリミス、テロリストのマンダリンの設定などマーベル原作の世界観が予備知識にあれば面白さも満足感も違っただろうとは思う。

ストーリー展開はもはや荒唐無稽だが、
CG技術の進化のおかげで、遠隔操作装置でパワードスーツを装着するシーンのスピード感やトニー・スターク邸宅の破壊シーン、港湾地区でのガントリー上での映像、
特にエアフォースワンのシーンで見せるスカイアクションは見ごたえ十分で理屈抜きに楽しめて見れる。
恋人のペッパーが人体を強化する“エクストリミス”のシークエンスや何十体ものアイアンマンが集結するクライマックスはある意味高揚感さえある。


とりあえずシリーズとしたは一旦終了との噂もあるが、
エンドタイトルには007シリーズのように“Tony Stark will return(トニー・スタークは戻ってくる)”と字幕が表示されるので今後も何らかの形で映画化は続きそうだ。


因みに、映画に出てくる登場人物の愛車はアウディ。
正直、ヒュンダイ車じゃなくてよかったよ ┐(~ー~;)┌







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■ キーワード
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「人は自ら悪魔をつくる」


「ツナサンド」


「失敗は霧中の光」


「私も20年前は依存症だった」


「ごめんなさい・・・やっぱり私のほうが狂っていたわ」


「僕が正常いられるのは君がいるからだ」






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■ 映画の採点  ★★★★
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備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…







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リンカーン

リンカーン

原題:Lincoln
公開:2013/4/19
製作国・年:アメリカ映画・2012年
配給:20世紀フォックス映画
上映時間:2時30分/CS/デジタル
鑑賞日:2013/5/2  シネマイクスピアリ(S2)

監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ダニエル・デイ=ルイス、トミー・リー・ジョーンズ、サリー・フィールド、ジョセフ・ゴードン=レビット、デビッド・ストラザーン、ジェームズ・スペイダー


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先日鑑賞したタランティーノの「ジャンゴ」もアメリカの奴隷制度を扱った物語で娯楽要素の強い映画だったが、この作品はスピルバーグが、米国で最も偉大な大統領と言われるリンカーンが、奴隷制度廃止を訴えた憲法の修正案“憲法修正第13条”を議会で通過させるための信念を貫こうとするおよそひと月の出来事を中心に描く。

奴隷制の存続を求めて、
南部の州が合衆国を脱退して始まった南北戦争から四年が経た1865年。
国が二つに割れている未曾有の危機の中、大統領に再選したリンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)は、“人間の尊厳”と“戦争の終結”の為に奴隷制度廃止を訴えた憲法の修正案“憲法修正第13条”を国会に提出する。
リンカーンは“自由”の為に多くの若者の命が失われる犠牲で苦悩するなか、“自由”の為に戦争への参加を望んでいた息子のロバート(ジョセフ・ゴードン=レビット)と、幼い息子の死を乗り越えられず、更なる家族の犠牲に猛反対するリンカーンの妻メアリー(サリー・フィールド)との家庭問題にも葛藤していた。
リンカーンは共和党のなかでも奴隷解放論急進派議員タデウス・スティーブンス(トミー・リー・ジョーンズ)の協力を得るも、法案可決に必要な賛成票は足りずにいた・・・

混迷の時代、リンカーンが指揮する奴隷制度廃止を訴えた憲法の修正案“憲法修正第13条”可決をめぐる物語を背景に、尊敬を集めるリーダーシップの顔、策略家の顔、そして家庭人としての三つの多面性の人間像に迫る。
本年度、第85回アカデミー賞で最多12部門にノミネートされ、デイ=ルイスが3度目の主演男優賞と美術賞を受賞した。


映画は派手な映像には頼らずに、言葉やフレーズの洪水で展開され、セリフをメモしようとしたけれど画面に追いつけずに諦めるしかなかった。
アメリカの歴史、南北戦争に関するある程度の知識が無いとスピルバーグが伝えたいメッセージも理解できないんだろうなぁと思う。
同じ社会派物語の映画としての娯楽的な面白みは「ミュンヘン」よりも劣るので、スピルバーグ印という安易な姿勢で、単なるリンカーンの伝記映画と期待して見ると退屈の極みだろうと思う。

画面の中で多くの若者が死んでいく短いシーンを見ていて、ふと、映画とは関係ないけど、
大橋巨泉がラジオ番組の中で、“戦争は年寄りの爺さんが決めて、オッサンが命令して、若者が戦って死にゆくものだ”と話していたことを思い出す。
“人は選んで生まれてくるのか? それとも、時代に求められて生まれてくるのか? 生まれた時代はふさわしいのか?”という台詞のなかに、人生の無常さを何気に感じもした。

精神年齢が成熟していなければこの映画の鑑賞はキツイ。
中学生の頃、背伸びした気分でウォーレン・ビーティの「レッズ」を鑑賞した時、退屈な映画で、上映中、かなりシンドイ思いをした記憶が蘇った。
年齢を重ね、多少成熟したと思っている今ならあの作品も理解できるのかなと、思う ┐(~ー~;)┌


因みに退屈だった人には、
昨年末に公開された“リンカーン”が吸血鬼退治する映画を鑑賞したほうがいいと思うよ (;´∀`)





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■ キーワード
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「船の夢」


「人は選んで生まれてくるのか? それとも、時代に求められて生まれてくるのか? 生まれた時代はふさわしいのか?」


「同じものと等しいものは、互いに等しい。これはすべてのことに当てはまる。“自明の理だ”。はじまりは全て等しかった。それが調和であり、和平であり、そして正義だよ。」





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■ 映画の採点  ★★★☆☆
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備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…

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銀座5丁目のアイドル

ネズミはヤクザだという噂がある。
浦安にいるあのネズミの話だけれど。

ヤクザ説の根拠とは、

その1・・・泣いている子供も思わず黙る。

その2・・・シマ(縄張り)を持っている。

その3・・・権利関係に物凄く厳しい。

その4・・・お金を払うと夢心地の世界に浸れる。

その5・・・そのネズミの指の数は4本

以上、噂は疑いようのない話かもしれない。

ネズミがのさばるようになった原因のひとつに、猫がだらしなくなったせいもある (=・ェ・=? フニャ?

まさしく“鳴く猫は鼠を捕らぬ”のごとく、ネズミを追わずに、人間様に“にゃ~にゃ~”とご機嫌をとったり、へつらったりと媚を売るばかりになってしまい、あの悪の権化であるダースベイダー卿もネズミ王国に取り込まれ、ますます勢力拡大してネズミのやりたい放題だチュ~の (´;ェ;`)ウゥ・・・

ネズミがヤクザならイヌは警察のおまわりさんなのか・・・
そんなことを考えながら、
GW、ひとりで銀ブラしていると、鳩居堂付近に人だかりが目に入る。

何だろうと近づいていくと・・・

銀座5丁目の猫2

銀座5丁目のレリーフの上に三匹の猫の姿。
スカーフでおしゃれしたその猫はまるでアイドルスター並みのモテモテぶり

銀座5丁目の猫3

僕はその猫に近づいて猫語で話しかけた。

僕 「スゴイ人気ぶりだね?」

猫 「AKBに比べたらまだまだニャン」 「追いつき追い越せAKBだニャン」

僕 「芸能活動もいいけど、たまにはネズミ捕りもやって下さいよ!」

猫 「ネズミ捕っても銭にならないから嫌だニャン」

僕 「銭ゲバだねぇ・・・」

猫 「・・・」

  「でも、ネズミ捕りはオマワリさんの仕事だニャン」


“ネズミ捕りはオマワリさんの仕事”かぁ・・・
僕は思わず唸ってしまった。

銀座5丁目の猫1

このまま猫としゃべっていても僕の意見を聞かないのでその場を離れようとしたら、
ふと、背後に視線を感じて振り向くと・・・

銀座5丁目の猫とお父さん

ソフトバンクのお父さんが“私よりその猫が注目されているので悔しい”と鳴いていた・・・

僕はお父さんを見つめながら、ふと、ネズミのディズニーに対抗して、イヌのテーマパーク「ワンだ~ランド」を考えたら受けるのではとヒラメキが浮かんだので、これからアイディアを詰めていこうと銀ブラしながら思った。


そういえば「銀ブラ」のことを銀座をブラブラすると思っていたけど、
その語源は三田から銀座方面に歩いて、銀座で“ブラジル”コーヒーを飲むことを銀ブラと言うらしい。
そのブラジルコーヒーを出す店は土橋付近にあったとのこと。




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