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うまんちゅの惑星

50代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

東京食生活

東京での食生活は、相変わらず外食オンリー。
以前はコンビニ弁当のみだったが、体調を崩してからはコンビニ弁当は買っていない。
その代わり、“すき家”や“ゆで太郎”といった低価格の外食チェーン店ばかり利用している。
健康面で考えればコンビニ弁当とほとんど変わらない気がするけど・・・




すき家の“豚汁納豆定食”は週に一度食べるようにしている。
東京の食生活の中ではこれが唯一の健康的メニューかなぁと思っている。

豚汁納豆定食
■豚汁納豆定食 ¥410(すき家)

食べ方としては、豚汁をすすりながら、
最初は納豆をのせて、ご飯の一部を食べる。

納豆かけごはん

次に残ったご飯に卵をかけて、
紅しょうが、刻み海苔を混ぜ合わせて卵かけご飯として食べている。

卵かけごはん

ごはんが大盛りサービスなので、腹持ち具合もいい。
ただ、健康的かなぁとは言っても、浅漬けは塩辛いし、豆かけごはんにも多めの醤油をかけているので、塩分量は意外と多いと思う。


満腹感を求めるにはうどんを選択するのもそのひとつ。
ショッピングセンターのフードコートにあるうどん屋“麦まる”を利用している。
ラーメンよりは安くて、腹持ちもあるのだが、やはりこのうどんも塩分度は高いと思う。

かけうどん
■かけうどん(大) ¥380(麦まる)

ざるうどん
■ざるうどん(大) ¥380(麦まる)

冬場はかけうどんが多いかもしれない。
かけ6、ざる4の割合で交互に選んでいる。



うどんと比べて満腹感は劣るけど、
そばを食べる場合には“ゆで太郎”を利用している。
ここは月に2、3回の利用。
すき家同様、そば以外のメニューも多いので、そばに飽きた時はカツ丼かカレーを選択している。

かき揚げそば
■かき揚げそば ¥380(ゆで太郎)


もりそば
■もりそば(並) ¥260(ゆで太郎) ※かき揚げは120円でトッピング

懐が寒い時には仕方なくもりそばにしてしのぐけど、満足感は得られない。





すき家では豚汁納豆定食の他に、牛丼も週に一度は食べている。
ただし、牛丼の並盛り単品のみ。
牛丼通の評価では吉野家、松屋よりもマズイと悪口を言われている“すき家”オンリーの理由は、車利用の為。
自然と駐車場完備店が多いすき家のほうばかり利用している。

牛丼(並)
■牛丼(並) ¥280(すき家)



ところが、すき家ばかりの利用だった僕が
今年のGWに、JR大井町駅付近にオープンした「東京チカラめし」の牛丼に嵌りつつある。
そこの牛丼は“焼き牛丼”といい、煮込んだ牛肉ではなく、焼いた牛肉を丼に盛りつけて作った牛丼のことを言う。
牛肉の甘味とタレの甘さが絶妙すぎで、ボリューム感もある焼き牛丼並盛が味噌汁付で280円だから、コストパフォーマンスは抜群である。

今年に入り「東京チカラめし」は都内に勢力を拡大中で、僕の利用する店もほぼ満席状態である。
その影響かもしれないが、50Mほど離れた「松屋」の客が激減しているのを感じる。
ただし、「東京チカラめし」もいい面ばかりではない。
注文してから出てくるまで5~10分位掛かり、接客レベルも良いとはいえない。
まぁ、280円で食べられるのだから文句を言わないほうがいいかもね・・

焼き牛丼
■焼き牛丼(並)味噌汁付 ¥280(東京チカラめし)



牛丼に比べて割高感のあるカツ丼は、二ヶ月に一度位食べている。
割高と言ってもワンコインで収まる価格なのだが、
どん底を這っている身分としては食べに行く時にも、まるで崖の上から飛び降りる気分で一旦躊躇したりする。

利用する店は「かつや」、「ゆで太郎」、「富士そば」の三店。
気分しだいで使い分けている。

カツ丼(かつや)
■カツ丼 梅80g(かつや) ¥514

カツ丼
■カツ丼(富士そば)味噌汁付 ¥460

カツ丼 ゆで太郎
■カツ丼(ゆで太郎)味噌汁付 ¥500

三店ともカツ丼自体の味に大きな差は感じられないけど、しいて言えば「かつや」のカツ丼は、味噌汁が付かないのでバリュー度は下がるけど、他店に比べて若干いいのかなと思う程度。




あとは2、3ヶ月に一度、五目あんかけとカレーライスを食事のローテーションに組み込みながら、何とかバランスを保つように意識はしていたけど、圧倒的に野菜が足りないのは仕方ないと諦めるしかない。

五目あんかけ
■五目あんかけ ¥430(すき家)


カレーライス
■カレーライス(並) ¥380(すき家)



このような食生活をしていれば、
誰でも高血圧一直線への道を歩める見本を提案できたのだから、
虚弱体質の僕としては、体を張って体験した自分を褒めてあげたい・・・┐(~ー~;)┌

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サニー 永遠の仲間たち

サニー 永遠の仲間たち

原題:Sunny
公開:2012/5/19
製作国・年:韓国映画・2011年
配給:CJ Entertainment Japan
上映時間:2時4分/CS/デジタル
鑑賞日:2012/6/15  シネマイクスピアリ(S7)

監督:カン・ヒョンチョル
出演:シム・ウンギョン、カン・ソラ、キム・ミニョン、パク・チンジュ、ミン・ヒョリン、ナム・ボラ、キム・ボミ、ミン・ヒョリン、ユ・ホジョン、ジン・ヒギョン、コ・スヒ、ホン・ジニ、イ・ヨンギョン、キム・ソンギョン



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夫と娘の三人暮しで不自由のない生活を送っていた42歳のナミ(ユ・ホジョン)は、ある日、母の入院先で高校時代の友人チュナ(ジン・ヒギョン)と再会するのだが、彼女は末期がんに冒されていて余命二ヶ月だった。
25年前の高校生時代、ナミやチュナら七人のメンバーは、グループ名“サニー”と名付け、ずっと一緒にいようと誓いあったが、ある事件がきっかけで離れ離れになってしまっていた。
病気に苦しみ、最後にみんなに会いたいというチュナのため、ナミは当時の仲間を捜し始める・・・
現在と高校生時代の情景を巧みに描き、再び人生に輝きを取り戻していく女性七人組の友情ドラマで、2011年、韓国では740万人を動員のヒットを記録したという「サニー永遠の仲間たち」

Twitter上であまりにも評価が高かったので、百聞は一見に如かずとばかり、多少気になったので鑑賞してきた。

映画の前半、手がかりを求めて母校へと向かったナミが、登校時間の学生の流れと一緒に歩きながらぐるっと廻るカメラワークで当時の自分を思い出す場面、映画館のロッキー4の看板をバックに学生運動家と機動隊との衝突シーン、失恋した高校時代のナミを大人になったナミが抱きしめるベンチの場面などの映像処理の工夫と、劇中に流れる
♪ボニー・Mの“サニー”、
♪ソフィー・マルソー主演の映画「ラ・ブーム」から“愛のファンタジー”、
♪タック&パティーが歌うシンディ・ローパーのカバー“タイム・アフター・タイム”、
♪シンディ・ローパー“ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン”といった、1970~80年代の洋楽ヒットナンバーで彩られる。
仲間の捜索を依頼する探偵社の場面や、少女時代のナミ(シム・ウンギョン)の頬がピンク色に染まる漫画ぽい場面などご愛嬌ある描写のほか、友人の兄への片想い、ラジオ番組へのリクエスト、学生同士の喧嘩といったノスタルジックな展開は、女性の7割~8割位の人には受け入れられるような内容の作りである。

テレビドラマに毛が生えている程度と思って見ればまずまずだと思うけれど、女心が理解出来ない中年男の感想としては、グッと響くほどの感想は持てなかった。

それよりも、ナミ役のユ・ホジョンって、松嶋奈々子に似ているなぁと思いながら映画を見ていたから世間が評価するよりもズレたのかなぁ ┐('~`;)┌





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■ キーワード
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「スペックス」


「美しくってごめんね」


「あなたのおかげで人生の主役に戻れた」





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■ 映画の採点  ★★★
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備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…

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ドライヴ

ドライヴ


原題:Drive
公開:2012/3/31
製作国・年:アメリカ映画・2011年
配給:クロックワークス
上映時間:1時40分/CS/デジタル
鑑賞日:2012/6/8  シネマイクスピアリ(S16)

監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
出演:ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、ブライアン・クランストン、クリスティーナ・ヘンドリックス、ロン・パールマン、オスカー・アイザック、アルバート・ブルックス



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昼は整備工場で働きながら、ハリウッド映画のスタントドライバー、夜は強盗の逃走を請け負う“ドライバー”(ライアン・ゴズリング)は、同じアパートに暮らす子連れのアイリーン(キャリー・マリガン)と出逢い、互いに惹かれあう。
しかし、彼女には服役を終えた夫のスタンダードが戻ってきて、ドライバーは彼女から身を引こうとしていた。
だが、スタンダードが服役中にある組織から借金を作り、返済のために質屋の強盗を強要される。
ドライバーはアイリーン親子を想うあまり、スタンダードの借金返済を手伝うつもりのハズが、凄惨な裏社会との争いに巻き込まれていく・・・

惹かれた親子を守る為に、裏社会を相手に命がけの戦いを挑むクライム・サスペンスで、アカデミー賞のような格調高い?!映画祭では無視される類の映画ではあるが、カンヌ映画祭で監督賞を受賞している。


流れ者のような“ドライバー”の過去が語られない。
彼はいったい何者なのか?
主人公が謎めいた設定なのがいい。
少ないセリフ、無駄で説明じみたシーンもないのに、次第に感情を昂ぶらせてくれる。

物語の設定はクラシックと言えばクラシック。
流れ者の男が人妻に惹かれながらも、悪者を退治する・・・
その流れでいけば「シェーン」や「タンポポ」が頭に浮かぶけど、この作品の描き方はスタイリッシュで尚且つバイオレンスシーンが凄まじしい。
特にエレベーターのシーンはエグ過ぎるが、嫌悪感が全然無いのは映画全体の映像とサウンドがクールすぎるからだろう。

「スーパー・チューズデー」で初めてライアン・ゴズリングを見た時、注目されている割には僕の評価はあまり高くはなかった。
この映画の役柄では確かにどこか引っかかりはするのだが、しかし、ジョージ・クルーニーやメル・ギブソンのようなオーラは無い。
ただ、今後の出演作次第ではデ・ニーロのような演技派に化けていくのかどうかは気になる。
それよりも僕はライアン・ゴズリングよりも、ニーノ役のロン・パールマン、バーニー役のアルバート・ブルックスといった個性的で味のある脇役のほうに興味がそそられる方なので、我が人生も王道ではなく、わき道を歩む羽目になっている理由はそこにあるかも知れないと、今、気づいた・・・( ̄ー ̄?)





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■ キーワード
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「5分間は何が起きても必ず待っている。だが5分を過ぎたら面倒を見ない」


「デラックスなガブリエルはどこ?」


「ある所へ行き、もう帰れない。君やベニシオと過ごしたことが一番の幸せだった」





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■ 映画の採点  ★★★★
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備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…



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ファミリー・ツリー

ファミリー・ツリー


原題:The Descendants
公開:2012/5/18
製作国・年:アメリカ映画・2011年
配給:20世紀FOX
上映時間:1時55分/CS/デジタル
鑑賞日:2012/6/1  シネマイクスピアリ(S8)

監督:アレクサンダー・ペイン
出演:ジョージ・クルーニー、シャイリーン・ウッドリー、アマラ・ミラー、ニック・クラウス、ボー・ブリッジス、ジュディ・グリア


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物語は
マット・キング(ジョージ・クルーニー)は、ハワイに住む弁護士。
周りから見れば裕福で何一つ不自由のない楽園的生活を送っているハズだった。
だが、ハワイの王族の先祖から受け継いだ土地の売却話で頭を悩ませている最中、妻が突然の事故で昏睡状態に陥ってしまい、医師からは生命維持装置を外す事を勧められる。
仕事に追われ、家庭のことは妻任せだったせいで、高校生の長女と小学生の次女との関係は、反抗的で手に負えない。
そうした中、マットは妻が不倫をしていた事を知ってしまう。
いらだち、傷ついて、自信喪失の中年男のマットは困惑しながらも、浮気の真相を求めて孤軍奮闘するのだが・・・

原題は「The Descendants」は末裔という意味を持つが、「ファミリー・ツリー」(※大地に根を張り、受け継がれる家族の系譜、と言う意味)というこの邦題は悪くはないと思う。
本年度のアカデミー賞では脚色賞のみ受賞。
ジョージ・クルーニーは主演男優賞でノミネートされていたが受賞は出来なかった。

画面からも伝わる開放的なハワイの美しい風景と、ハワイアンの音楽をバックに、登場人物も、長女の少しヘンなボーイフレンド、妻の両親、親戚の面々、友人たちと一癖も二癖ありそうな面々が、シリアスになりがちな物語を滑稽に、そして客観的に見せながらも、ほろ苦い感情が胸に沁みこんでくる。
でもこの映画の1番のポイントはジョージ・クルーニーを見て楽しむ事と思う。
これまではロバート・デ・ニーロやメル・ギブソンが好きな俳優ではあったのだが、最近の彼らの姿や出演作にはエネルギーを感じないし、色あせた感が漂っている。
そんな中、男の僕が見てもジョージ・クルーニーの存在感は輝いている。
現在、女優には惹きつけるような人が見当たらないけれど、ここ最近のクルーニーにオーラを感じている僕は一体何なんだろうか(笑)







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■ キーワード
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「家族は群島のようなものだ。それぞれが独立していて、すこしずつ離れていく」


「エリザベス、初めてお会いするけど、私はあなたを許します」


「さよならエリザベス。私の妻、私の友、私の苦痛、私の喜び」






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■ 映画の採点  ★★★★
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備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…









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