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うまんちゅの惑星

50代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

天変地異

雲煙過眼

先日、「M7級首都直下地震が今後4年以内に約70%の確立で発生する試算」を、東大地震研究所が発表というニュースがあった。
その時に思ったことは、放射能汚染の深刻さや、福島第一原発内の4号機倒壊の可能性が高い為に、穿った見方をすれば、首都圏からの脱出を促す合図のような気もする。

まぁ世界の人々から見れば最悪な原発事故の状態を、前首相菅直人を含む政府が「隠蔽」と「情報操作」によって、首都圏をパニック状態に陥れる事をなんとか防いだけれども、代償はこれから多くの人々に悪夢のように襲いかかるだろうと言うことぐらい頭の悪い僕でも分かる(僕は見た目も悪いけれど、そこは「隠蔽」しておきます)

昨日の午前中に見上げた空を見て、さらなる天変地異の予感を感じずにはいられない。



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ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル

ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル


「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」

原題:Mission: Impossible - Ghost Protocol
公開:2011/12/16
製作国・年:アメリカ映画・2011年
配給:パラマウント
上映時間:2時15分/CS/DOLBY・SRD
鑑賞日:2012/1/13  シネマイクスピアリ(S12)

監督:ブラッド・バード
出演:トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグ、ポーラ・パットン、マイケル・ニクビスト、ウラジミール・マシコフ


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今年初めて観たのは「ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル」
劇場で映画鑑賞するのは四ヶ月ぶり。
翌日に気づいたのだが鑑賞した1月13日(金)は語呂合わせで“イーサンの日”らしい。
13日の金曜日のジェーソンも複雑な気分だろう。

映画の冒頭、これまでは十数個の星が空の上から飛んできて山の上に弧を描く配給会社パラマウントのロゴが、100周年バージョンにリニューアルしていて、星が湖面にタッチするバージョンになっていてテンションが上がる。(マニアックだな (。~ー~) )

導火線に火がつき、アレンジされたあのテーマ音楽が流れてくると、007シリーズと同様に血圧が上昇し始め、テンションも上昇してチムドンドンするw(゚ー゚;)w
僕の場合、これ以上の血圧上昇は困るけれども・・・


物語は
ブタペストの刑務所に服役していたイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、ロシアのクレムリンに潜入して核兵器に関する最新の情報を盗み出して破壊する任務の為、IMFの仲間のよって脱獄に成功。(広島の脱獄した奴はミッション失敗で捕まったが・・・)
しかし、クレムリンでの任務遂行途中に起きた爆破事件の容疑にかけられて、イーサン率いるチームはスパイ登録が抹消されてしまう。
アメリカ政府から“ゴーストプロトコル(実在しない協定)”が発令され、孤立無援のなか、爆破事件に絡む核兵器テロリストのターゲットを追ってモスクワ、ドバイ、ムンバイと奔走する・・・
トム・クルーズが前作から5年ぶりに人気スパイアクションに挑むシリーズ4作目。

アクション映画としては無難な仕上がりで観ている間は面白いが、心に残るほどの映画ではないというのが僕の感想。
世界一高いドバイの130階建てのビルのガラス壁によじ登る特殊なグローブや、変装していても人を見分けたり書類をスキャンしてコピー機能を有するコンタクトレンズ、最近ではガジェットとも言うらしいけれど、秘密兵器や小道具の仕掛けはシリーズ中多い分、ストーリー的に微妙な消化不良感もあった。
オープニング、必死に脱獄させたロシア人の扱い、数秒で片付けてしまう無敵のイーサンが、ラストでの中年で強そうでないテロリストとあれれっ、ていう感じの不自然な殴り合い等、観終わった後に釈然としない疑問が残った。
まぁ、車ごと川に落ちたり、ドバイの超高層ビルをよじ登ったり、立体駐車場から飛び降りたりしても絶対に死なないイーサンだから、辻褄の合わない理由なんてどうでもいいのかも知れない。

そんな中、林檎信者御用達品のMacBook Pro、iPhoneの活用は評価したい♪♪ d(⌒o⌒)b♪♪
(最近はバッタもんのサム○ンが目障りになりつつあるので・・・)
しかし、砂嵐のなかナビゲーションとして使用していたあのタブレットって林檎製品じゃなかったよなぁ・・・( ̄ー ̄?)・・・??アレハナンダ??

監督のブラッド・バードはピクサーでCGアニメを手がけた異色の人。
今回M:iの監督に決定というニュースを聞いたとき、はて??と思っていたのだが、アニメも実写映画も関係ないという事だけは分かった。
エイリアンやダイ・ハードシリーズもそうだが作品ごとに監督が変わるのもマンネリ化を避けるには悪くはないんだなぁとは思う。

因みにシリーズ4作中、相対的に評価すると、シリーズでは1、3、4、2と以下の順位になる。

□ ミッション:インポッシブル(1996年) ★★★★
□ M:i �(2006年) ★★★★
□ ミッション:インポッシブル/ゴーストプロトコル(2011年) ★★★☆☆
□ M:i �(2000年) ★★★☆


あの腿上げ走りも健在だし、お約束の宙吊りもあるし、娯楽作品としてみればノープロブレムだが、重箱の隅を突付く僕にとっては相変わらず捻くれた感想になってしまったが、この辺で今回のブログアップのミッション完了をしたい。





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■ キーワード
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「愛する者への記憶は消えない」


「“ブルーはグルー(ひっつく)だ、覚えておけ”“レッドは?”“デッド(死だ)”」


「次回は僕が金持ちを誘惑するよ」



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■ 映画の採点  ★★★☆☆
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備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…


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戸狩温泉スキー場 (2012.1)

今シーズン二度目のひとりスキーへ行った。
目指した場所は「戸狩温泉スキー場

車内のBGMには高揚感をアップさせ、肌の艶が活性化する秘方の“マイフェバリット・ウィンターソング” をセットして東京を深夜0:40に出発。

ETCカードが使用できない為、片道7時間20分をかけてひたすら一般道を走行。
走行し始めてすぐに、BGMが鳴り止んだ。
取り付けて10年目のカーコンポがとうとう壊れたようだ。

車内は無音で静謐な空間に覆われてしまった。
フロントガラスの向こうには円いお月様の光が、悲哀感溢れている僕の顔を照らしだしている。

人は僕のことを「孤高のヒトリスト」と呼ぶのだろう


スキー場まで10数キロ手前辺り、国道117号飯山バイパスに入ると路面凍結で危うく追突しかねないヒヤヒヤの連続だった。
ブレーキが効かず、ハンドルに伝わる振動で車の姿勢も危うい状態。
仕方なく、交通量の少ない裏の街道に回避して、様子を見ながら道を進める。
しかし、スキー場の駐車場手前の緩やかな坂道では立ち往生状態。
一旦停止したのが間違いだった。
ギアをバックに入れて、道幅の狭い道路を2~300m後戻りし直すハメになった。
買い求めて4年目の中古のスタッドレスタイヤはずっと履きっぱなし。
しかも、助手席側後ろのスタッドレス1本はパンクの為、夏用のノーマルタイヤを履いたまま。
僕の歩んでいる人生は危なっかしいが、マイカーも危なっかしい。

午前8:00
スキー場に着いた。

ペガサス林間コース

この日の天気は、曇り。
外気温は-5℃。
風がないおかげで、身に凍みるほどの寒さを感じないのが良かった。

ラビットコース頂上付近

ゲレンデから見渡す風景はどんよりとした雪景色。
山肌も木々も雪に覆われている。
積雪量は250cm。
ここは標高が1200mもあり、豊富な積雪量と雪質はこれまで来た中で最高のコンディションだった。

リフト係のおじさんに聞くと、昨年に比べて積雪量は二倍だよ、と話していた。

ペガサス林間付近

木に願いを


頭上には粉雪がふわふわと、天使の羽根のように舞っている。
こうして白い雪の世界に立っていると、自分が、空も周りの風景も真っ白な世界に溶け込んでいくようだ。
妙な感覚が表れたなのはその時だった。
僕の心の闇の中に潜む腹黒い感情が体の表面に汗のように浮かび上がり、ピタピタと足元に落ちていく。
すると、白い雪の色が瞬く間に黒ずんだ色に変わり、そのどす黒い色がゲレンデ一面に染まっていく。
自分の心の奥底を支配しているダークサイドのパワーに僕は必死に抵抗するしかなかった。

我に返ると、「これからは謙虚な人間になりたい・・・」と、僕は天を仰ぎながら心に誓った。

(うぉ~、映像作家みたいな表現!)(ダメだ。病んでいるな、僕は・・・(;´▽`A``)



カシオペアゲレンデ

ゲレンデ頂上で気分を入れ替えて、深く深呼吸をする。
雪の匂い、冷え切った空気の匂いが心地よい。

オリオン第五ペアリフト付近

ゲレンデはぺガサス、カシオペア、オリオンの3つのエリアに分かれており、18のコースにリフトは7機と、二年前に比べると縮小されているのが残念だなぁと思う。



戸狩スキー地蔵
「現在この国を覆っている不幸がなくなりますように・・・」

一部のスキーヤーからはパワースポットと言われているらしい戸狩スキー地蔵に、僕は邪念を捨てて祈る。

決して、MacBookProが欲しい、新しいカーコンポが欲しい、ホンダの新車が欲しい・・・等、我欲のことなど、想像すらしなかった (゚-゚;)ヾ(-_-;) オイオイ...








ランチはペガサスゲレンデにある“星フル降るレストラン”で“味噌ダレカツ丼”を注文。
料金は¥800。

味噌ダレカツ丼

今回選んだランチは完全に失敗だった。
戸狩産りんごをペースト状にした味噌ダレに惹きつかれたが、ボリューム、味とも“かつや”のほうがまだマシに思える。
それよりも他の人が食べていた“豚玉丼”のほうが美味そうだったなぁ

次回は隣のゲレンデを開拓しなければ心の成長が止まってしまうかもしれない危機感を覚えた。
(僕のメニュー選びの考え方は保守的なんだよなぁ)

男一人で味噌ダレカツ丼を食っている姿は、強がりを見せていても滑稽でどこか寂しそうに見える筈だ(笑)
混んできた店内に一人でいることが苦痛になり、できるだけ哀愁を見せずに店を出たかった…
こんな時にこそ、綾瀬はるかのような、長澤まさみのような女性が近寄り、僕の背中をギュッと抱きしめてくれたらどんなに救われる気持ちになれるんだろうか…吉瀬美智子もいいなぁ r(^ω^*)))
虚しい妄想ばかりしている自分が惨めになり、逃げ出すように店を出て、僕は白銀のコースを滑りまくる…力の続く限り(笑)
(読者の皆さんはもうお分かりですよね。お約束事なのでご勘弁のほどを… (;^_^A (汗)・・・)



結局リフトの利用回数は33回で、目一杯滑りまくった (゚ρ`)ァー ツカレタ

午後17:00
スキー終了後、ゲレンデ前の共同浴場「戸狩温泉(暁の湯)」へ向かった。
入浴料は500円。
熱い湯船につかりながら、心身の疲労をケアしたあと、
人目につかないように淋しい背中姿を隠しながら東京へ向けて19:00にスキー場を跡にした。
悲しい哉、帰りも片道7時間20分をかけてひたすら一般道を走行するしかなかった (ノ_-;)ハア…

帰路の途中、すき家で晩飯を済ますと案の定睡魔に襲われた(~ _△_)~ zzzZZZZZZ
小諸市のファーストフード前で22:30~3:40の間仮眠をとったあと、
東京に到着したのは午前8:00になった。

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元旦、夜明け(2012)

初日の出(2012)

スキー場からの帰りに国道20号線、韮崎市の手前にて初日の出を拝む。
太陽が3つに分断されていて妙な胸騒ぎを感じるが、
ふと、「あっ、3日間位、血圧の薬を飲むのを忘れている」と、
胸騒ぎの理由を別の言い訳のせいにしょうと思った (-_-メ)



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白馬コルチナで大晦日スキー

相変わらず我が人生は滑りっぱなし。
年々悪くなるばかり。

「頑張って努力すれば報われる」と、
10年前にはそう想っていた。
しかし、現実は微妙に悪化している、と思う。

ギャグもウケない。
駄洒落も滑りっぱなし。
…ということで、滑るならとことん滑ってやろうと覚悟を決めて、大晦日の土曜日、今シーズン初のスキーに出掛けた…

ちなみに“ゲレンデの恋”を求めて麗しき女性と出逢いたい、という寝ぼけた希望はもう持たない、イヤ、持ちたくないと覚悟を決めながらも、広瀬香美の“♪ロマンスの神様”を歌いながら東京を深夜2時15分に出発。

八王子ICから高速を使い、長野自動車道松本ICで下りて国道148号を、糸魚川方面へ約70分走行、スキー場へは午前8時00分に到着。

池の田ゲレンデ上部からの眺め

場所は、長野県北安曇郡小谷村にある「白馬コルチナスキー場
ここは僕のお気に入りのスキー場のひとつ。

外気温は-10℃。
この日の天気は、ほぼ快晴で風もなく、最高の1日だった。

稗田山尾根からの眺め

ゲレンデの状態はパウダースノーで、全コースのコンディションも最高。
ゲレンデも思ったよりは混雑していない。

雪華


ほんとは2011年3月12日にわざわざ仕事の休みをもらってスキーの予定を組んでいたが、
3.11の大震災で昨シーズンは1回しか滑れなかった。
とりあえず、ブランクがあり、沖縄に戻っている約半年間、運動らしいことをやっていなかったせいで、今回は無理をせずにのんびり滑ろうと考えていたのだが、馬鹿な僕は果てしなく滑りまくった・・・( ̄  ̄;)

板平頂上より


結局リフトの利用回数は28回で、目一杯滑りまくった (゚ρ`)ァー ツカレタ


ランチは、ホテルグリーンプラザ二階にある「アルプス」というレストランで“ジャンボハンバーグステーキ&ライス”を注文。
料金は¥1200。

ジャンボハンバーグステーキ&ライス

男一人でハンバーグを食っている姿は、強がりを見せていても滑稽でどこか寂しそうに見える筈だ(笑)
混んできた店内に一人でいることが惨めになり、できるだけ哀愁を見せずに店を出た…
決死の覚悟を持って、白銀のコースを滑りまくる為に… 力の続く限り…
(前回と同じフレーズが続くのは、お約束事なのでご勘弁のほどを… (;^_^A (汗)・・・)


午後5時過ぎまで狂ったように滑りまくった。
脇目もふらずに滑ったので、ホントは麗しきレディの熱い視線、イヤ、誘いのサインを見逃したんじゃないかと、多少後悔の念を感じる。

スキー終了後、ゲレンデ前のホテルにある大浴場「奥白馬温泉(白馬コルチナ 美人の湯)」へ向かった。
入浴料は1000円。
ここの風呂はクアハウスのようにとても大きく、なかなかいい湯でリラックスできる。

人目につかないように淋しい背中姿を隠しながら僕は、東京へ向けて午後8時00分にスキー場を跡にした。


しかし、大晦日のひとりスキーは心身にかなりの負荷を受けた。
(いつもは甘いチョコレートも持参するのだが、今回は買い忘れてしまった(~ー~;))
帰りの途中、塩尻のコンビニ前で午後10時30分頃仮眠をとり、早朝6時10分に再度走り出し、東京へは昼前11時45分に到着した。


新年の今、思う。
なにが“ゲレンデの恋”だ!!
なにが“ロマンスの神様”だ!!

「スキーで僕の人生が変わるハズだ…」 と思っていたあの頃がずいぶん昔のようだ。
そう、僕の魂は成長したんだと、新年の今、改めて思う。



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