

年の瀬が押し迫った29日の夕方、1年ぶりに会う知人から夕食をご馳走になった。
向かった場所は歌舞伎町のラブホテル街の中にある寿司屋「すがわら」
ラブホテル街を男二人で歩く。
定年で悠々自適に生きているこの知人と歩くことが果たして公序良俗違反にならないのか?という考えに自問自答しながら、頭を整理していた (゚-゚;)ウーン
それは、すれ違う数組のカップルの視線が僕には異様に受けていたからだ。

僕がそう思いながら歩いていても、隣を歩いているこのおっさんがいきなり手を握ったりしないだろうか?と、突然豹変する可能性も想定しなくちゃと思い、意識的に離れて歩くことにしていた
(予測、予防は大事です!!)・・・(゚_゚i)タラー・・・
午後6時15分入店した。
表の看板、電気点いていないよと声をかけるけれど、全然気にしていない様子。
僕がここに来るのは5、6年ぶり、二回目の来店。
前回も、この知人に連れてこられた。
ここは開店から17年になるらしいけれど、
とにかく店主の口がある意味悪いのだ (;~〓~) アセアセ
“うちは右肩下がりだから”と、平気な顔して、僕を値踏みする視線で機関銃のように捲し立てる。
悪く言えば客に媚びないんだろうけど、この店はある意味、異質かもしれない。
常連さんから支持されているから17年も続いているんだろうけれど、気の弱い普通の客が店から遠のく気持ちがこの店主には理解できているのだろうかと、僕は思う・・・
逆に考えると、儲けたいと金に執着する様子が全然感じない。

□つまみ

□かわはぎ
「お久しぶりです。僕も落ち目な人生で何とか生きていますが、この汚れた街の中に健在しているこの店で強運をつける為に伺いました」と、山形出身のこの店主に僕も対抗心で挑む。(^▽^;)
すかさず店主が
「おめぇ、まだくたばちゃいねぇのかよ」と言われた。
僕の顔は覚えていると言っていた。
記憶力はあると自慢もしていたヽ(*'0'*)ツ
もちろん顔には温かみのあるニヤついた表情だが、初めての客なら動揺するやり取りに見えるであろうけど。
知人いわく、この店主にはネタにこだわりがあって、値段のわりに味のほうは高級鮨屋と変わらないと言う。
今回も料金の相場がわからないけれど、感覚的には一人あたり7~8000円位かなぁと思う。

□さばにぎり

□茶碗蒸し
この日は
瓶ビール1本、日本酒中瓶1本。
魚のあら汁と、山芋のざく切、カブの漬物。
つまみ一式、かわはぎのさしみ。
茶碗蒸し。
そして、さばとかわはぎのにぎりを口にした。
滞在中の客は僕ら二人以外の入店はなかった。
ちなみに前日は貸切、そして年内最後の30日も貸切の予定があると控えめに自慢していたのを僕は聞き逃さなかった ヾ(-д-;)
店をあとにする時に
「僕が出世するまで、この不況を乗り切って耐えて下さいよ」と言うと、
「おめぇが出世するハズはねぇだろう」と言い返されてしまった (;´Д`A ```
すかさず隣の知人が
「宝くじが当たったら店ごと買い取るから俺の下で使ってやる」と切返していたヾ(▽^ヾ)
お店情報 /////////////////////////////////////////////////////
すがわら
電 話 ■ 03-3200-2662
住 所 ■ 東京都新宿区歌舞伎町2-14-14
アクセス ■ 都営大江戸線東新宿駅 A1番出口から徒歩3~4分
営業時間 ■ 月~土18:15~
休 業 日 ■ 日・祝
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