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うまんちゅの惑星

50代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

下田の旅 2011

例年通り、知人から誘われて、
週末は一泊二日の日程で下田へ出掛けた。

東京を7時過ぎに出て、国道1号線を下って車を走らせる。
天気は快晴で、西湘バイパスから箱根方面へ向かう箱根新道の道中では、青い空と緑のトンネルを見上げながら窓を全開にして走り抜ける。
現在も東電福島原発から放出され続けるフレッシュな放射能物質を浴びながら、ため息混じりに深呼吸をする (;^◇^;)ゝ

寝坊したおかげで、寄り道をせずに国道136、414号の天城街道を利用して下田市内にある宿泊地の「ホテルジャパン下田」に着いたのは正午過ぎ。

ホテルロビー


今回の旅は前日から宿泊している3家族、大人6名、高校生2名、幼児3名に僕が合流して計12名。


プールサイド

ホテル到着後、プールガーデンで参加者達と合流して、夕食までのんびりと過ごす。



文月の膳

■一の膳

一の膳 先付
□先付



冬瓜そぼろ味噌
□冬瓜そぼろ味噌(針葱、生姜)



玉子豆腐
□玉子豆腐(枝豆、旨出汁)



金目鯛ばってら、鱧湯引き、白瓜昆布〆
□金目鯛ばってら、鱧湯引き、白瓜昆布〆




■二の膳

造り
□造り(鮪、すずき、鳥賊、あしらい一式)



吸物
□吸物 射込み白玉(雲丹、小メロン、蓴菜)




■三の膳

下田産伊佐木塩焼き
□焼物 下田産伊佐木塩焼き(青梅白扇揚、レモン)



夏野菜盛合
□煮物 夏野菜盛合(石川小芋、南瓜、椎茸、牛蒡 、こんにゃく、アスパラ、振柚子)



御飯、香の物、止椀
□御飯 香の物 止椀



デザート
□デザート アイスクリーム



夕食後には旅の参加者全員で多々戸浜に降りて、ミニ花火会をして、一人身の寂しい寝床に潜り込んだ。



二日目は
朝五時前に起床。

早朝

砂浜に打ち寄せる波に裸足を濡らしながら、1時間ほど多々戸浜を一人で散歩をする。
台風接近前とあって、天気が良かった前日とは変わって曇りで、海岸線は高波で荒れ気味。

散歩後はホテルに戻り、朝風呂で僕の汚れきった心と体を洗い流す。
湯の成分が良いのかどうか僕には分からないが、何だか心と体の変革が起きそうな気になった(朝っぱらから危ない薬は使用してませんのであしからず…)



朝食


参加者全員で朝食ビッフェを楽しんだあとは、帰る時間迄はプールサイドで過ごし、午後5時過ぎに車4台に分かれてホテルを跡にした。

昨年同様「道の駅 開国下田みなと」の中にある「回転寿司 魚どんや」で夕食代わりに食事を済ませ、東京には夜23時30分に到着した。



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ブラック・スワン

ブラック・スワン


原題:Black Swan
公開:2010/5/11
製作国・年:アメリカ映画・2010年
配給:20世紀フォックス映画
上映時間:1時48分/CS/DOLBY・SRD
鑑賞日:2011/7/15  シネマイクスピアリ(S9)

監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ナタリー・ポートマン、バンサン・カッセル、ミラ・クニス、バーバラ・ハーシー、ウィノナ・ライダー

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主人公は主役獲得を夢見て練習に励むバレリーナ。
ニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、元ダンサーの母親エリカ(バーバラ・ハーシー)に過保護に育てられ、人生の全てをバレエに捧げている。
そんな彼女に新作「白鳥の湖」のプリマを演じるチャンスが訪れるけれど、純真な白鳥の女王役は演じられるけれども、官能的表現を要求される黒鳥役が演じられない事に苦悩していた。
そんなニナの前にリリー(ミラ・クニス)が現れた。
リリーに役を奪われるのではないかと、次第に疑心暗鬼に駆られ、徐々に精神的に追い詰められていくニナ…

ミッキー・ロークを蘇らせた「レスラー」のダーレン・アロノフスキー監督作品。
主演のナタリー・ポートマンは本作品で、アカデミー主演女優賞を獲得した。



繰り返して見たい映画ではないから、採点は★★★★以下かなぁと思う。

ケーキを遠慮すると、豹変しかける母親。
指導中のコーチが羽根を羽ばたかせる背中の描写。
大鏡に写しだされる別次元の姿。
爪先の手入れ…等、頭に引っ掛かる映像がある一方、「レスラー」の時も感じたけれど、脚本構成の歯車が数個足りない気がしてならない。
そんな感情がある中でも、ナタリー・ポートマンの演技が凄い映画の終盤、ニナの見開いた瞳が充血し、黒鳥に変わっていく心理的描写の表現で、映画は臨界点に達するが、どうも僕はダーレン・アロノフスキー監督作品とは若干相性が噛み合わない気がする…
しかし、ホラー映画ばりの描写に、小心者の僕は、多少構えながら画面を追っていたのも事実です | |д・)

前プリマ役がウィノナ・ライダーだったとは全然知らなかった。
何だか影が薄いというか、幸が薄いのが気になるなぁ。

内容とは関係ないけれど、バレリーナの練習から日常の描写を見ていて、ふと、草刈民代を思い出してしまった…何でだろう





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■ キーワード
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「君の道を塞ぐのは、君自身なんだ」


「生を重ねると、つらい事が多くなるのよ」


「私は完璧になった…」





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■ 映画の採点  ★★★☆☆
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備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…


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立喰い寿司 魚がし日本一

入口正面
立喰い寿司の「魚がし日本一 日比谷口店」は、ここ半年あまり、毎月3、4回程度利用している。

都内に展開しているチェーン店の立ち食い寿司屋さんだけれども、下手な回転寿司に入るよりも断然レベルは高いと思う。

場所はJR新橋駅から外堀通り沿いを内幸町に向かって歩くと、右側の角、ちょうど、ビアホール、ライオンの隣にある。





もしも、デートで彼女をこういう立ち食い寿司屋さんに誘うと、“立って寿司なんか食わせないでよ!おたんこなす!”と罵詈罵声を言われて、破局へまっしぐらかもしれないけれど、幸いにも僕には彼女と呼べるレディがいないので、その点は気にせずに、好きなお寿司をお腹いっぱい食べられるだけでも幸せ者だなぁ、と僕の意見に同調してくれそうな人は意外に多いハズだ ( ̄ー ̄?).....??



立ち食い寿司屋さんだけあって店内は狭いけれども、カウンターに詰めて12~3人位が利用できるんじゃないかなぁ。
店内の♪BGMは、JAZZが流れていて、店自体も清潔感があり、窮屈な感じはしない。

店内

カウンター内には2人の職人が鮨を握っていて、1貫75円から200円のメニューから、2種類、二貫づつ注文するシステム。
飲物はアルコールの注文以外、お茶はセルフサービス。
湯飲みに粉茶を入れて、カウンターに取付けられている給湯口から湯を注いで利用する。


注文したお寿司は、カウンターに置かれた大きな笹の葉の上に置かれる。

・真鯛
・アジ
・生たこ
・炙りトロサーモン
・えんがわ
・赤身
・こはだ
・〆さば
・あなご

僕が食べる寿司は、毎度お決まりのパターンばかり。

しゃり、ネタとも小ぶり感はあるけれど、値段を考えると文句はないです。
尚、しゃりのほうは多少酢がききすぎてる感はあるが、お寿司は思っていたよりはどれも新鮮って感じを受ける。
今の時期、アジは脂身がのっていて旨い。



特に“炙りトロサーモン”が好きだ。

炙りトロサーモン
■ 炙りトロサーモン(一貫¥75)


僕が幸せを実感できる数少ないひと時は、この“炙りトロサーモン”を口に含んで喉元を過ぎていく瞬間。
一貫75円で、ホントに幸せな気分に浸れる \(●~▽~●)УHappy♪
成長しない男って感じ σ(^_^;)



入店してから店を出るまで約15分位かなぁ。

高級店のようなレベルは望めないのは承知だけれども、僕にとってはリーズナブルで外せないお店になった。





本日のおすすめ

お得なサービス

尚、お昼のランチサービスや夕方の晩酌セット、レディースデー・サービスなど、割引も実施しているようだ。

手軽に安く、ちょっと寿司をつまみたいなぁと思う人には意外に穴場だと思う。
ただし、くれぐれも、わがままな彼女や、男のロマンを理解してくれない女性との同伴は、文部省も推薦しないだろうから自己責任で利用してほしい (^人^)






お店情報 /////////////////////////////////////////////////////


立喰い寿司 魚がし日本一 / 新橋日比谷口店

( http://www.susinippan.co.jp/mces/index/00120 )


電  話 ■ 03-3519-6822

住  所 ■ 東京都港区新橋1-15-6 新橋駅日比谷口前ビル 1F

アクセス ■ JR新橋駅徒歩4~5分 地下鉄銀座線新橋駅 7番出口 

営業時間 ■ 月~金11:00~23:00 / 土・日・祝 11:00~21:30

休 業 日 ■ 無休


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SUPER 8 スーパーエイト

SUPER 8 スーパーエイト

「SUPER 8 スーパーエイト」

原題:Super 8
公開:2010/6/24
製作国・年:アメリカ映画・2011年
配給:パラマウント
上映時間:1時51分/CS/DOLBY・SRD
鑑賞日:2011/7/8  シネマイクスピアリ(S5)

監督:J・J・エイブラムス
出演:ジョエル・コートニー、エル・ファニング、カイル・チャンドラー、ライリー・グリフィス、ライアン・リー、ガブリエル・バッソ、ザック・ミルズ、ロン・エルダード、ノア・エメリッヒ、ケイティ・ロウズ

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物語は
1979年、オハイオ州の小さな街。
母親が勤務中の工場で不慮の事故で亡くしたジョー(ジョエル・コートニー)は、町の保安官代理の父親(カイル・チャンドラー)と二人で暮している。
太っちょのチャールス、カーレイ、マーテイン、プレストン、そして、密かに想いを寄せているアリス(エル・ファニング)の5人の仲間達と8ミリカメラで映画作りに夢中になっていた。
深夜、無人の駅舎で8ミリ映画を撮影中に、とんでもない列車事故に遭遇した。
横転した貨物車から飛び出そうとする“何か”を目撃するジョーは謎のキューブ状の欠片を持って事故現場を急いで去る。
この日を境に小さな街は、武装した軍隊がなだれ込み、街中から犬が居なくなり、車のバッテリーや電化製品が盗まれ、電線が断ち切られ、停電が頻発するなど不可解な事件が起きはじめるのだが…

題名の「SUPER8/スーパーエイト」とは、コダック社製の8ミリのカメラのこと。



この夏、スピルバーグ×J・J・エイブラムスの新作に期待感が高かっただけに、見終わったあとは“はぁ?”という感情が頭をぐるぐる駆け巡る ε=( ̄。 ̄;A フゥ…

映画は、何かが出てくるのが分かっていても、正体を現さない「ジョーズ」のような手法。
「未知との遭遇」のような、暗闇に映し出される光の扱いは懐かしくもあり、心地良かったあの時代を思い出させてくれる。
しかし
少年少女達の演技とカメラワークは良いのだけれど、ストーリーに共感できる要素が浮かび上がらない中途半端感が漂う。

亡き母への想いと「未知との遭遇」、「ジョーズ」、「ET」の要素を彷彿させる展開、そして米軍に捕らえられたエイリアンは結局、宇宙船を修理して故郷に帰りたがっている設定は「第9地区」+「インディペンデンス・デイ」的なごちゃ混ぜ感。
これぞ人を喰った映画になってしまった。
まぁ、あのエイリアンはホントに人を喰っちゃていたのだが…┐('~`;)┌


「映画」を好きになるのが子供の頃なのか、それとも大人になってからなのかで、「映画」を見る世界感に与える影響は格段に違う。
この作品は理屈っぽいことなんて全く考えずに、これから映画に夢中になっていきそうな少年少女達が見れば、「ET」や「グーニーズ」のようなワクワク感を与えてくれるだろうとは思いたいが、僕の場合、「映画」を好きになったのは中学生に入ってからなので、どうも「映画」の見方が純粋じゃなくて幾分屈折しているのは分かってほしい。

因みに、ジョーの父親を演じるカイル・チャンドラーは、カート・ラッセルとアレック・ボールドウィンを足して割った感じに見えたなぁ ヽ(´o`;

尚、エンディングでは劇中の少年たちの撮影していた映画が完成作品として観られるので、急いで席を立たないように、ゾンビ映画ですが…(~ヘ~;)





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■ キーワード
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「街は荒らされ、住民9人が行方不明、何かが起きている」


「ペンダント」


「ウォーキング・ディスタンス作戦」





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■ 映画の採点  ★★★
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備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…


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