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うまんちゅの惑星

50代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

ねこざんまい

秋晴れで昨日、今日の沖縄地方は天気が良く気持ちいい。
那覇の安謝新港から市内中心部向けにぶらぶらと散歩を楽しんだ。

国際通りから桜坂を抜け壺屋向けに向かう途中、桜坂で見かけた三匹の猫たちは気持ち良さそうにまったりしている。

桜坂のまったり猫
どんな夢を見ているんだろうかなぁ

桜坂のまったり猫2
置物ではありません! 触らないでねぇ~

桜坂のまったり猫3
どこ見てんのよぉ~


壷屋やちむん通りを歩きながら、所々やちむん店を覗く。
人間国宝金城次郎さんのやちむんの値札を見ると、数十万単位の値が付いている。
やちむんの価値が判らない僕には手の届かない品々を眺めるだけでもため息がでる。

熱いトタン屋根の猫

店を出ながら屋根を渡り歩く猫を発見。
これぞまさしく熱いトタン屋根の猫だ。
喧嘩上手な顔付きをしている。

熱いトタン屋根の猫2

「沖縄県知事選は誰にした?」と、上から目線で問いかけられたので、意中の候補者を教えると、彼いわく、
「誰が知事になろうと、世界はここ5~10年で時代の大転換が起こる。もちろんこの小さな島も必然的に逃れられないのは君にも分かるよな?。焦りや不安、そして怖れと向かい合いながらも価値観の変化で右往左往せず、例えが悪いが、一部の猫達は人間に甘えて野生の心さえ忘れる許し難い状況なのだから、激動の時代変化にのみ込まれて、なすすべも無いだろう。我ら野良猫のように君らも自然を敬いながら、物事に対して感謝の心を忘れずに、たとえ、知事選の結果がどんな未来予想図になろうとも、動揺せずに受け入れろよ!」と、長々と説教された。

この猫が言った事は、政府や政治に愚弄されてきた県民の為に良かろうとの説教と思うことにして、僕はめんどくさいので猫に反論はせずに、感謝の心を伝えてその場を去った。
しかし、主義主張を持ついろんな猫が多いので、散歩するのも疲れるさぁ~(^_^;)



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気になる木

昨年までの二年間の間、自宅を賃貸していた。
その賃貸されていた方が、貧相だった庭を手入れして、見違えるほど綺麗な庭に様変わりした。
立派な木も配置されているが、ちょっとしたサプライズがあった。
角にあるこの木が実は「カニステル」と言われている果実のなる木らしいという事だった。

気になる木

別名「エッグフルーツ」(クダモノタマゴ)とも言われている「カニステル」は南米、メキシコ、パナマ辺りが原産地で、現在ではフィリピンをはじめ東南アジアや、スリランカ辺りの熱帯地方で生産されているようで、最近は沖縄でも生産できるらしい事を知った。
東京で出会った方にこの果物を食べさせてもらった時に、甘い芋のような、カボチャのような上品なスィーツのような食感にハマちゃいました。

実がなるまでは、まだ数年は掛かりそうだが、おいしい果実の収穫の為にも、家を手放さずにもうしばらく住宅ローンの返済を頑張ってみようかなぁという木に、違った、気になった p(・∩・)q


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恥ずかシーサー

沖縄も先週までは小雨や曇りがちでの天気が続いていたが、この日は晴れていて気温は24℃、気分も心地よい。

イオン南風原のシーサー

イオン南風原の店舗入口のシーサーはもうクリスマス気分で浮かれている様子。

イオン南風原のシーサー牡

寒くもないのに厚着していて見た目は暑そうだけれども、
このシーサー達は“うれシーサー”の気分だろうね。

イオン南風原のシーサー牝

雪のふらない沖縄でのソリの足はもちろんヒィージャーよね!!




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Janakpul

どちらかというと、神田正輝を超メタボ体型にした感じの友人が紹介した、浦添市大平のパイプライン通りにある「Janakpul」という店に行った。

Janakpul入口

店名の「Janakpul」は、店主がJICA(青年海外協力隊)で活動した時に滞在したネパールのジャナカプールと呼ぶ地名に由来しているとの事。
タイ料理をメインに近隣のアジア料理が楽しめるアジアンフードのお店です。

Janakpul店内


営業時間は夜中心のお店ですが、毎週金曜日だけ実施しているランチに行ってきた。


サラダ
○前菜(サラダ)

フォー
○スープ(フォー)

カレー
○メイン(グリーンカレー)


味付けは毎年ネパールやタイに出掛けて本場の料理を食べ歩いて独学で創られたそうで、辛いアジアン料理が苦手な僕にも美味しく戴けて、ホントはカレーをおかわりしたかったけど言い出せなかった (^▽^;)
因みに料金はなんと500円!! w(゚o゚)w オオー!
いくら飲食店の激戦区とは言え、安すぎでしょう?と思う。

尚、夜の部は
1品950円~1100円の料金で、トムヤンクン、ガイヤーン、グリーン&レッドカレー、サイゴーン、コンチネンタルプレート(5品揃え)、ネパールチキンカレー、鶏肉とカッシュナッツ炒め、ヒマラヤンサラダ等が、店の雰囲気とお酒の力で、楽しいアジアンテイストの夜にタイムスリップするんだろうなぁと思う。

ところで、店主は一目で見るとあのスジの怖い風貌をしていますが、実際に話してみると、人を惹きつける魅力を持った素敵な方です。(そんな感じを受けるので、僕なんかは彼が沢山の女性を泣かせてきたんじゃないかなぁと、多少嫉妬心を持ちました (^∇^) )


店主の魅力を知るには手懸りになるブログはこちら↓
http://janakpul.ti-da.net/

また、ブログとは別のエッセイはこちら↓
エッセイ - ヒマラヤに魅せられた青春期(第1回)
http://yuinomachi.jp/essay016.html

エッセイ - ヒマラヤに魅せられた青春期(第2回)
http://yuinomachi.jp/essay018.html

エッセイ - ヒマラヤに魅せられた青春期(第3回)
http://yuinomachi.jp/essay021.html



お店情報 //////////////////////////////////////////////////////////

Janakpul  (ジャナカプール)

住  所 ◇ 沖縄県浦添市大平1-7-5
電話番号 ◇ 090-1942-5942
営業時間 ◇ 夜の部 19:00~24:00 / ランチ(金曜のみ) 12:00~13:30
定 休 日 ◇ 水曜日&月末の日曜日

※聞き忘れましたが駐車場は表に二~三台可能と思います。
もしかしたら他のスペースもあるかも知れないので事前に連絡したほうがいいかもい知れません。

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あかね空

あかね空


「あかね空」

山本一力 著


■ISBNコード: 4-16-767002-X
■判型/総ページ数: 文庫/411ページ
■価格: 590円(税別)
■発売年月日: 2006年11月20日 第12刷
■発行元: 文藝春秋










上方の京から江戸にやって来た豆腐職人の永吉は、深川の虹町で小さな豆腐屋を始める。
右も左も分からない状況で、同じ長屋にいたおふみという女性に助けられながらやがて結婚して夫婦となった。
永吉は京豆腐が江戸の人達に味覚、質感の違いに不評を受けながら苦労するものの、やがて夫婦には3人の子供に恵まれるも、家族の運命の歯車が狂いだし始める…
親子二代にわたって下町の豆腐職人一家の絆を描き、第126回直木賞を受賞した時代小説。


物語は二部構成になっており、第一部では豆腐職人永吉と妻おふみとの出会いから結ばれて三人の子が授かる過程と、京と江戸との豆腐の味覚が違いながらも信念を曲げずに地道に豆腐作りに励む姿が描かれる。
第二部では、第一部で描かれて物語を夫婦の3人の子供達や複数の脇役の視点からストーリーが語られる。

読み始めるとストーリー展開の速さにグイグイと引き込まれるけれど、夫婦の、特におふみと3人の子供たちのやり取り辺りからは、あれれっ感じでパワーダウンの感じになってしまう。
老舗料亭の女将や同業者の豆腐職人の妻のエピソードをはじめ、「おぬしも悪やのぉ~」とTV時代劇によく出てくるいかにも悪そうな商売敵や、長屋の住人、寺の僧侶、賭場の親分等、複数の脇役達が絡む物語のベクトルの広がりが、旨く処理出来ていればもう少し印象が良くなっていたと思う。

しかし、物語で描かれる豆腐作りの過程が具体的で、すぐにでも味わいたい気にはなったのは確かだ。
ただ残念ながら、永吉さんがいかにうまい豆腐を作ってもチャンプルーには欠かせない沖縄料理には向かないんだろうなぁとは思う(笑)





印象に残るキーワード

「うん、平気、平気」

「八幡宮」

「夫婦といえども、同じことを考えているかどうかは分からない…」

「堅気衆がおれたちに勝てるたったひとつの道は、身内が固まることよ。壊れるときは、かならず内側から崩れるものだ。」





本書の採点  ★★★



備考

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  読み応えあり
★★★   まぁまぁかな~
★★    思ったより期待はずれ
★     ダメだ、こりゃ~


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知事選

知事選

昨日11日は、28日投開票の沖縄県知事選挙の告示日。
3氏が立候補しているが、保守系で現職の仲井間知事と、革新系で前宜野湾市長伊波氏の一騎打ちになる。
誰が知事になってもこれまで同様、基地問題や経済問題が良くなるとは思っていないし、この閉塞感は変わらないだろう。
因みに仲井間氏、伊波氏が共に黄色の選挙カラーを打ち出しているのがまぎわらしい。
どうせならどす黒い色やレインボー色を使用して能天気にでも選挙戦をすればいいと思う (笑)

ところで、先日免許更新の際に県内の交通事故死亡者は40~50人と聞き、100名を超えていた時代からすると随分改善した印象がある一方、自殺者の数は10倍前後の400名以上という話を聞いた時、やり切れない気持ちになった。
10年ぶりに帰省して思うのは、街が壊れている印象と、出歩く人達の瞳に元気がないなぁと感じる事。
たしかに新都心付近には真新しいコンクリートの建物が多いが、新都心のおもろまちと国際通りを中心とした市街地の形成上のバランスがチグハグに感じ、人の賑わいと活気が感じられない。
又、市内の某ファーストフードに行くと、朝早くから行き場のない老人や、あきらかに職を持っていない中高年の人達が長時間居座り続けて、異様な雰囲気になっている。
南国だからという楽観的なイメージどころか、現実は島全体が閉塞感に包まれている。

もう県出身の人材には限界すら感じる。
多少悪い奴でも構わないし、本土出身者でも構わないから、ブルドーザーのような強力なパワーとビジョンをもった人物の登場を期待しているのだが…

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優良運転者

運転免許更新に出掛けた。
今回の更新で有効年数が5年になり、“金色”こと優良運転者扱いになった。
人間的には欠陥だらけで不良扱いをうけてきた人生ではあるけれども…(汗)

金色だからといことで、更新を終えて帰る途中、縁起担ぎついでに宝くじ1000円分も買った。
僕のこれまでの人生は負け組みだけれど、
今日はなんだか買った気分だ…違った(;~〓~)、勝った気分だ (^∇^)

泉崎ロータリーの猫

更新を終えて帰る途中、猫に呼び止められた。
僕の心理状態を見抜いていて、
「買ったくじに当たりがあれば、多少の額でもいいから社会の為に使ってニャン。そして多少の額でもいいから小遣いを頂戴ニャン」と頼まれた。
僕も今日は気分が良いから、そうしょうと心に誓った…

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桜坂

(=^. .^=)ミャー♪
「お兄さん、私がこの周辺を案内しましょうか?」
桜坂を散歩していると目の前にいた猫に声を掛けられた。

桜坂の猫

僕が数千万に一人と言われる猫語使いのマスターだということを、この猫に見抜かれていたのは驚きだ。
やはり桜坂の猫は侮れない。

平和通りから桜坂を歩きながら思うことは、年を経るごとに街の衰退が進んでいることだ。
商業施設が新都心や中南部の開発地に分散した結果、人々の流れも分散してしまい、街を歩きながらワクワク感を覚えた感情すら程遠くなった。
昔の桜坂周辺に活気のあった時を知っている身としては寂しく、切ない気持ちになる。
ミャー♪ヽ(∇⌒= )( =⌒∇)ノミャー♪
そういう感情に浸っていたら、猫に何度も声をかけられて我に返った。

陽が落ちたら、桜坂で1番のニャン嬢も紹介付きで、周辺ガイド料として金1両でどうニャン?と嫌らしいほどへりくだってきた ヘ(=^・ェ・^= )ノニャンニャン♪

しかし、僕がこの周辺には詳しいという兆しを感じ取ると、(=`ェ´=) ム! この猫は阿漕な振舞いをしながら路地裏に姿を消していった…
僕は去り行く猫の背を追いながら、桜坂で1番のニャン嬢のことが気になって、猫の誘いに乗らなかった事に多少後悔していた…


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帰還

約10年間の東京生活に区切りをつけて、沖縄に引き揚げた。
東京を出る時は明け方のせいか、フリース二枚重ねだったが、沖縄は台風通過後のせいか風は多少強いがTシャツでも十分な気候で、僕の体と心を被っていた緊張感が解けていく気持ちになる。

流れに乗って


住宅ローンと個人的な借金返済の為に、
沖縄を離れて東京で約10年間続けてきた車上生活のツケで、体に異変が現れはじめたせいだからだ。
高血圧の症状に、頭痛の頻発。
そして動悸の症状も時々( 恋のトキメキによるチムドンドンは皆無に等しかったけど… )
しばらくは病院での診察と食生活の改善で経過をみて、今後の生き方を考えたいけど、ここ沖縄の現実はかなり厳しいみたい…


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