

「ターミネーター4」
原題:Terminator Salvation
公開:2009/06/13
製作国・年度:アメリカ、2009年
配給・ソニー
上映時間:1時間54分/CS
鑑賞日:2009/06/26 イクスピアリ
監督:マックG
出演:クリスチャン・ベイル、サム・ワーシントン、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド
昨日はマイケル・ジャクソンの突然の訃報で、FMラジオでは朝からマイケル・ジャクソンの死を悼み、彼の音楽が流れる一日であった。
そして、もう一人忘れてはならないのが、ファラ・フォーセットの訃報である。
今の世代の人たちには馴染みが薄いはずだが、僕ら以上の世代には彼女の“あの”ポスターが忘れられないであろう。
そんな切ない日に「ターミネーター4」を観た。
物語は2018年、「審判の日」と呼ばれる核戦争後、スカイネット率いる機械軍に支配された世界で、僅かに生き残った人類は抵抗軍を組織して機械軍と戦っていた。
その中の一つの部隊を率いる主人公ジョン・コナーは、人類の指導者となり、救世主となる宿命を背負って戦い続ける中、謎の男マーカス・ライトと出会うが…
これまでの過去のシリーズは「審判の日」の以前のエピソードが描かれたが、今回の作品は「審判の日」の後の、「未来の世界」のエピソードとなり新3部作として製作されるらしい。
さて、映画の感想だが、想像した以上に楽しめた (*'-')b
ストーリー上の矛盾点に細かいことを言えばキリがないが、作品のリズム感やメカニックにこだわったビジュアル面は完璧だし、映像的にもシリーズの持つ世界観を崩さない努力は買いたい。
特にアクションシーン、映画前半の墜落するヘリの内部での長回しシーンや“マッドマックス”を彷彿させるカーアクションには、久々に痺れる驚きを覚えるとともに、ダニー・エルフマンのサウンドにも重厚感があり、それだけで単純な僕は、この作品を評価したい (゚∇^d)
そして、主役のクリスチャン・ベイル以上に注目なのがマーカス役のサム・ワーシントン。
今後要注目の雰囲気を漂わせていて、彼の印象が残るのは男の僕でさえ魅力に感じる(←誤解を与える表現だが、あちらの趣味はございませんので…ヾ(;´▽`A``)
シリーズものには必ずファンの過剰な思い入れがつきまとい、評価を二分してきたのはこの作品だけに限らない。
T2まで手がけたキャメロンの作り上げた完璧な世界観を、“金の湧き出る鉱脈”とばかりに、ハリウッドの連中はこのターミネーターサーガを今後どう続けていくのか、過剰な期待をせずに見届けていたいのだが、全米での振るわない成績を見る限り、果たして「T5」「T6」がホントに製作されるのか?、心配ではある (;-_-) =3
キーワード
「I’ll be back」
「人間と機械の違いは、心の強さだ」
採点 ★★★☆☆
備考
100点満点で点数は★20点 ☆5点
★★★★★ 有数の傑作
★★★★ 見逃せない
★★★ 見応え充分
★★ 話題作だけど…
★ ダメだ、こりゃ…
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