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うまんちゅの惑星

50代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

結婚式

短い沖縄滞在の昨日は朝8時05分の飛行機で東京へ舞い戻る。

10時25分に羽田着後、都内で11時半から執り行われる、知人の結婚式にはギリギリのタイミングで間に合うが、予期してなかったトラブルに冷や汗が…Σ(゚д゚;)
靴
問題の原因はこの革靴。
沖縄から出る時に式への服装を済ませていたが、新橋駅で靴に違和感を感じ、足元を見るとナント右側の靴底が剥れている…!!(ノ゚□゚)ノ・・・状態もかなりひどい…実は手入れもせず七~八年ぶりに履く為に前日艶出し程度の手入れだけをしたばかり…時間もないのに焦るばかり…


式場へ向かいながら最寄の地下鉄駅を出る手前に、運良く靴のリペアショップがあった。
時間もない為に店員さんに相談すると、無料で仮補修をして頂いた…感謝感激である。
再度ここへ寄ることを心にし、鼓動が高まる中、何とか式の時間は間に合った(;´▽`A``

チャペル

厳粛の中に式が始まり、僕の心が落ち着きはじめた矢先、更なる衝撃が…!!(ノ゚□゚)ノ…
足元を見ると、ナント今度は左側の靴底が先程の状態のように剥れている…Σ(゚皿゚) ワォー
まるでコントの世界だよ~(*´ρ`*)

ホントハズカシィって感じで焦るなか、参列者に気づかれないように、式場スタッフに事情を話すと、これまた応急措置として、ゼリー状の瞬間接着剤を提供して頂いた。
式と披露宴の僅かな時間の間、急いでトイレに立てこもり自己流の仮補修。
とりあえず式の間は何とか時間稼ぎが出来そうだ…o(;-_-;)o


前菜

○スモークサーモンのミルクレープ仕立てに
甘酸っぱいフランボワーズと蜂蜜のビネグレット







ポワソン

 ○揚げ甘鯛のオリーブ仕立て
  ラタトゥイユ添え







メイン

 ○仔牛フィレ肉ステーキ マデラソース









本土の披露宴は沖縄の学芸会並みの披露宴と比べると、地味な感じ受けるが、今回は温かみが溢れ、和やかな感じで進み、僕も足元の靴の事はついつい忘れて、モスコミールにビール、白ワインに赤ワインとガブガブと胃に流し込む…(*^¬^*)



知人の新郎は、野球に惚れ込んでいるナイスガイで、ウェディングケーキも“駒澤球場”風に、遊び心いっぱいにデザインしている。

ケーキ


新郎新婦の幸多き人生を願いつつ、披露宴をあとにした。



因みに披露宴での素敵なレディとの出逢いは o(・_・= ・_・)o 
残念ながらありませんでした…悔しい
原因はたぶん、いや、きっとレディ達に僕の足元を見られたハズだからであろう…
これまた恥ずかしい(>▽<;;



足元をみると、両方の靴は何とか持ち応えられた…ヤレヤレである┐('~`;)┌

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帰郷

野暮用で昨日に沖縄入りしたが、天気は梅雨の中休みって感じ。
やっぱり沖縄にいると気分もマッタリと安らぐ(^^;)

とりあえず、今日で用事は済ませ、週末も滞在したかったのだが、知人の結婚式の為に、明日朝一で東京へ戻ることに…


与儀の猫


短い帰省の収穫は1匹の猫。
南国の猫は警戒心もユル~ィ感じで、携帯で頭を軽く叩いても無表情だ
ヽ(´ー`)ノ

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ものがたり史記

史記


「ものがたり史記」

陳舜臣 著


■ISBNコード: 978-4-12-205058-7
■判型/総ページ数: 文庫/233ページ
■価格: 590円(税別)
■発売年月日: 2008年10月25日
■発行元: 中央公論新社





歴史家司馬遷が、中国の神話時代から漢代までの歴史をまとめた「史記」を、歴史作家の陳舜臣が、ダイジェスト版のように面白いところを抜粋し、内容濃い読みやすい本にまとめている。

僕がこれまで読んできた中国歴史ものといえば、宮城谷昌光の「天空の舟」「王家の風日」「夏姫春秋」「重耳」ぐらいで、中国歴史の流れの時間軸がいまいち理解不足だったのだが、この「ものがたり史記」読んでいると、例えるならパズルのピースが一つ一つと埋まっていく感覚を覚える。

“天道、是か非か”の伯夷・叔斉兄弟の話から晋の文公の重耳の生き方、“呉越同舟”にまつわる伍子胥と范蠡の対決、そして始皇帝誕生前後の“奇貨”のエピソード、始皇帝死後の項羽と劉邦の対決など、頭の中のモヤモヤとしたものが微かに晴れてくるように飽きずに読める。

陳舜臣の本はこれまでなんとなく避けていたが、食わず嫌いを反省しなければと思う(T_T)





印象に残るキーワード


「天道、是か非か?彼らが天をのろって死んだのか、それとも儀に殉じた自分のたましいの美しさに、うっとりして死んだのか、それは読者の想像にまかされている。」

「これぞ奇貨。買いだ!」

「わたしの力をもってしても、やっぱりだめであったか。…徐福はどうした?…」

「力は山を抜き気は世を蓋う 時に利あらず騅ゆかず 騅ゆかざるをいかにすべき 虞や虞やなんじをいかにせん」

「大風起こりて雲飛揚す 威は海内に加わりて故郷に帰る 安にか猛士を得て四方を守らしめん」

「…人間の心に受けた傷こそが、著述の原動力であるという、いまも変わらぬ真理を、なまなましい筆で述べている。」




本書の採点  ★★★★



備考

★★★★★ 有数の傑作
★★★★ 読み応えあり
★★★ まぁまぁかな~
★★ 思ったより期待はずれ
★ ダメだ、こりゃ~


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天使と悪魔

天使と悪魔

「天使と悪魔」

原題:Angels & Demons
公開:2009/05/15
製作国・年度:アメリカ、2009年
配給・ソニー・ピクチャーズ
上映時間:2時間18分/CS
鑑賞日:2009/05/22 シネマイクスピアリ

監督:ロン・ハワード
出演:トム・ハンクス、ユアン・マクレガー、アイェレット・ゾラー、ステラン・スカルスガルド




相変わらず日本は豚インフルエンザで大騒ぎだが、そんな中、特に人の集まる場所、感染の危険が高そうな映画館に行ってきた。

免疫力を高めるために…^_^;


昨夜みた映画は「天使と悪魔」だ。


2006年の大ヒット作「ダ・ヴィンチ・コード」に続くダン・ブラウンの世界的ベストセラーを映画化。
因みに原作ではこの「天使と悪魔」が最初で「ダ・ヴィンチ・コード」が後から出版されたが、映画化は逆の順序だ。


約400年前、ガリレオをはじめとする科学者達によって創設された秘密結社“イルミナティ”が現代に蘇り、カトリック教会の総本山、ヴァチカンの破壊を狙いはじめた。
ローマ教皇崩御による混乱の中、有力な次期法王候補の4人が“イルミナティ”に誘拐され、そして、研究施設から盗まれた、驚異的な破壊力を持つ“反物質”の行方を追う為、歴史象徴学者ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)はヴァチカンに向かうが…

謎解きとスリルな追跡劇をスピーディに展開するのはいいが、暗号の解読などの謎解きもテンポがいいというより、観客は置いてきぼりにされて、思考する時間さえも与えてくれない。

原作は未読だが、ずいぶん物語を端折っているような気がするのは間違いないだろう。
例えば、何故事件を犯したのかと言う、動機の部分が伝わらないのである。

救いはハンス・ジマーの重厚なサウンドと、ユアン・マクレガーの演技だけである。


作品は現実とフィクションが入り混じるが、最近のIPS細胞を巡る報道でも、アメリカのキリスト教原理主義の保守主義者達の考えからも察するように、“科学と宗教”をテーマとした題材は、欧米の宗教観を理解しても、神の存在観を巡る人間の心の本質をどう考えたらいいのか?…を理解しない限り、“科学と宗教”は“水と油”だろう。

と、難しく考えても、この僕は祖先崇拝者ですので、説得力に乏しい意見は勘弁してねぇ
 (´~`ヾ)


しかし、この映画に林檎製のパソコンが活躍すればSONYの株も上がり、採点と批評を多少甘めにしたハズなのに残念だ…(;^ω^A






話は脱線するが、近日公開予定の「お買いもの中毒な私!」と言う映画の予告をみて思うのだが、主人公の女優に魅力を感じないこの映画ってコケル気がしてならない ^_^;
こういう題材の映画って、ちょっと前ならジュリア・ロバーツやメグ・ライアン辺りならヒットしたであろうけれど、最近のハリウッドも人材が枯渇している傾向なのか…?






キーワード


「4大元素 土、空気、火、水」

「元の場所に戻すように」

「宗教には欠点もあります。それは人間に欠点があるからです。」








採点 ★★★



備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…



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近寄らないでね~

立川の猫

畑があちらこちらにみられる、立川市柏町3丁目付近で見かけた猫。

週末の天気とは変わり、今朝は天気が良く、この猫も毛づくろいしながら草を食べている。

接近せずに、一声かけて写真を撮らせてもらいましたので、文句は言われませんでした。

再会を期待して、僕は猫が興奮する、顔面パフォーマンスをしてからその場を去りました。


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やっと捉えた猫

捉えた猫

前々からシャッターチャンスを狙っていた獲物をようやくGET!

警戒心が強く、ファインダーをのぞくたびに、フェイントや、不規則な動きで、僕を困らせていた。
今回は僕の“最終兵器”を使い、更に猫語に駄洒落を交えて、猫の関心を引きました。

この猫、前回写真に撮った“妄想する猫”と、顔やまだら模様が似通っており、何らかの血のつながりがあるような気がする。

因みに逃げ回っていた理由を聞くと、猫いわく「写真を撮られると、魂が取られるから怖いニャン!」とのことです。


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スティーブ・ジョブズ 偶像復活

Icon

「スティーブ・ジョブズ 偶像復活」

ジェフリー・S・ヤング+ウィリアム・L・サイモン 著
井口耕二 訳

■ISBNコード: 4-492-50147-9
■判型/総ページ数: ハードカバー/544ページ
■価格: 2,200円(税別)
■発売年月日: 2005年11月18日
■発行元: 東洋経済新報社





“ファンを魅了し、魔法のような体験を与えるカリスマ性を持つ一方、自分勝手で心が狭く、粗暴で現実歪曲的思考の持ち主”と伝えられるアップルのCEO、スティーブ・ジョブズ。

ジョブスに関する情報は、ネットを始め数々の出版物で語られているが、この本は2005年の出版で多少時間が経過しており、幾分新鮮味には欠けるが、それでも飽きずに読める。

アップルを創業し、アップルから追放され、そしてアップルに返り咲く過程を中心に、養子としての生い立ち、インド放浪、禅、娘のリサ、妻のローリーン、菜食主義などの私生活から、ピクサーのCG技術でハリウッドのショービジネス界の重要人物に登りつめ、iTunes/iPodでは、音楽ビジネスに乗り出す背景を描きだしている。

本書を読むまで知らなかったが、ジョブスがアップルから追放される時期、「宇宙という新分野を征服してやろうと思い、スペースシャトル搭乗員に応募するが選ばれず、代わりにクリスタ・マコーリフという小学校の先生が選ばれた」ってあるが、あのチャレンジャーの爆発事故で亡くなった女性教師のことで、その辺りも、ジョブズの強運を物語るエピソードのひとつだろう。

ところで、「スティーブはまた、魔王の化身と思うような人物にも会った。ビル・ゲイツではないが、同じくらいわるいやつ、IBM社CEOのジョン・エーカーズだ。」…という箇所を読んではついつい笑いだした。
しかしビル・ゲイツも気の毒だよな… ^_^;

ただ本書はスティーブ・ジョブズ非公認とのことで、真実はどうであろうと、事実に近い小説として考えれば、読み物としては面白い。


なにぶん分厚いのでジョブスに関心があるのなら最初は、林 信行 著の「スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡 (ビジュアルブック)」や竹内 一正 著の「スティーブ・ジョブズ神の交渉力(新書)」辺りが入門篇的にいいと思う。



現在、スティーブ・ジョブズは体調不良で、六月まで長期休養をとっているというニュースがあったのだけれど、果たして本当に復活できるのだろうか?
林檎ファンとしては彼の強運を信じたいのだ。







印象に残るキーワード


「もし今日が自分の人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを私は本当にやりたいだろうか?」

「苦労が報いられるのは、会社をはじめたとか、株を公開したとか、そんなときじゃない。親になるのと同じようものさ。産みの喜びというのも奇跡に近いものがあるけど、本当に報いられたと感じるのは、子どもと一緒に生活し、子どもの成長を助けることができたときだ。インターネット関連の起業ラッシュで問題なのは、会社を起こす人が多すぎることじゃない。すぐにやめてしまう人が多すぎることなんだ。やめたくなる気持ちもわかるよ。社員をクビにしたり、あれこれキャンセルしたり、むずかしい状況に直面したりなど、絶望するときや苦しいときが多いからね。でも、そういうときこそ、自分がどういう人物で、自分にとって何が価値を持つのかがわかるんだ」

「洗濯乾燥機では、長年、ハイテクで味わった以上の興奮を味わわせてもらったよ」




本書の採点  ★★★★



備考

★★★★★ 有数の傑作
★★★★ 読み応えあり
★★★ まぁまぁかな~
★★ 思ったより期待はずれ
★ ダメだ、こりゃ~

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グラン・トリノ

グラントリノ

「グラン・トリノ」

原題:Gran Torino
公開:2009/04/25
製作国・年度:アメリカ、2008年
配給・ワーナー・ブラザース映画
上映時間:1時間57分/CS
鑑賞日:2009/05/8 シネマイクスピアリ

監督:クリント・イーストウッド
出演:クリント・イーストウッド、ビー・バン、アーニー・ハー、クリストファー・カーレイ




今朝は「日本初豚インフルエンザ患者認定」とやらのニュースを聞いていて、マスコミの伝え方が何故か“やっと待ちわびていた事が…”の感じで、嬉しそうに報道しているよう受け取られるのは気のせい?
政府にしろマスコミにしろ政治利用でいいネタ感覚で扱うが、冷静な人々は今回の騒ぎで、僕のような冷めた感覚をかんじているんじゃないかぁ。

朝からそんな事を考えながらも、昨夜みた映画「グラン・トリノ」の余韻に浸っているのだ。



イーストウッド演じるのは、妻に先立たれ、息子や孫には疎まれ、隣人のアジア系住民に対しては人種偏見に満ちた態度で接する一人暮らしの頑固な老人ウォルト。
ウォルトは朝鮮戦争への従軍経験があり、退役後はフォードで定年まで働いた後は、庭でビールを飲むことと、愛車を磨くのが唯一の楽しみだったが、ある出来事を境に、彼の人生が変わっていくことになる…


タイトルの「グラントリノ」は、1972年にフォードが販売したアメ車の高級車。
自動車産業斜陽と叫ばれる今、先ごろのクライスラーの破綻に続きGM問題も山場を迎えつつあるアメリカの自動車業界だが、現実に伝わってくる情報によると、デトロイトをはじめ自動車城下町と呼ばれる地域は、映画同様な街並みになっているという。

移民が増えて治安が悪化し、変わりゆく町の姿を通して、タオ、スー、若神父、勲章、ビール、銃、モン族、愛犬、そしてグラン・トリノ…人種偏見や銃社会、そして宗教観等、今、アメリカが変わろうとしている情勢の中の諸問題をシンプルに描く。


年を重ねるごとに、関わる作品のクオリティが落ちないどころか、むしろ存在感の凄みを増すのは、クリント・イーストウッドの素晴らしい人間性だと思う。
本年度アカデミー賞で作品賞や監督賞を含む8部門受賞の「スラムドック$ミリオネア」より、この「グラン・トリノ」に受賞して欲しかったと思う。

イーストウッドにとって、これが最後の出演作品とも言われているが、俳優人生に優秀の美を飾るに相応しいと断言したい秀作だ。


エンディングの余韻も心地いい。





芝のある庭に、ガレージでの車や機械いじり、そしてオリオンビールを飲みながら午後のひと時を過ごすアメリカンスタイルに憧れる。
そんな生活に成れるのは果たして何時になることだろう…





キーワード


「モン族の女がしつこいなんて」

「俺の犬は食わせないぞ! ご心配なく、食べるのは猫だけよ」

「女の子は大学に行き、男は刑務所にいく」

「イカレイタ公」

「俺は生より死に詳しい」

「おれは付き合って決して愉快な男じゃない。だがおれはこの地球で生まれた最高の女と結婚した」





採点 ★★★★★



備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…


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やきとり良太

GWだというのに落ち込んでしまう出来事で自分が情けなくなってくる。
人間なんて簡単に変われないことに改めて気づくが、
“必ず良いこともあるさ”と言われ、その言葉を信じつつ
それでも、努力だけはせなければと思うが…


こういう時こそ沢山本を読みあさり、好きな音楽を聴き、いい映画を観て、美味しい飯を食べる為に動かなければいけないと思う。


そんなこんなで昨晩は親戚の兄貴の紹介で下赤塚にあるやきとり屋に出かけた。

良太

地下鉄赤塚駅から徒歩3~4分の(足の長い美男子だと2分45秒位だと思われる…)
「やきとり良太」

店内はカウンター7席に、二人掛けテーブルが2席で11名で満席になるこじんまりとした店
兄貴いわく、予約なしでは中々入れない人気店とのこと。

つくね ねぎま
つくね                         ねぎま

ころ ささみわさ
ころ                          ささみわさとおくら

なんこつ 皮
なんこつ                       皮

きゃべつ 手羽先
キャベツ                       手羽先


写真は携帯で周りを気にしながら撮ったので、美味さが伝わらないのはご了承願うとして、口に運ぶとどれも素材の持つ旨みと、肉汁がこぼれ落ちるほど美味いの一言。
皮となんこつなんかは目から鱗の状態、絶品です。

値段も一本¥130~¥200前後でボリュームもある。
一本一本丁寧に焼いている為に多少時間はかかるが気にはならない。

この日は兄貴のボトルキープもあったせいか、二人で¥4180也。

地元の常連さんに愛されているこういう店は、場所柄奥ばったところにありなかなか目立たない方がいいと思いつつ、ここで紹介するのも気がひけるが何卒ご勘弁を。

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スラムドッグ$ミリオネア

スラムドッグミリオネア

「スラムドッグ$ミリオネア」

原題:Slumdog Millionaire
公開:2009/04/18
製作国・年度:イギリス、2008年
配給・ギャガ
上映時間:2時間00分/CS
鑑賞日:2009/05/1 シネマメディアージュ

監督:ダニー・ボイル
出演:デブ・パテル、フリーダ・ピント、マドゥル・ミッタル、アニル・カプール、イルファン・カーン






テレビのクイズショー「クイズ$ミリオネア」に出演し、番組史上最高額の賞金獲得まで残り一問まで辿り着いた少年ジャマール。
スラム街出身で孤児である少年は、一体どうやってクイズの答えを知ったのか?
不正を疑われて警察に逮捕され、拷問同様の取調べを受けながら、自身の過酷な生い立ちの経緯を語りだすが…



昨年末から数々の映画賞を受け、ついには本年度のアカデミー賞で作品賞や監督賞を含む8部門の受賞に輝いた話題作。

独特のカメラワークやサウンドのリズム感で、映画の世界に引き込むのはこの作品の魅力。
暴動シーンで少年が見る全身が青い少女(見えない世界の神の象徴なのか…)や前半のスラム街を走り抜ける疾走感など、印象に残るシーンもフラッシュバックのように蘇る。

いい映画だけれど、なにか物足りない。
例えばジャマールとラティカの恋愛設定がいまいち共感できないんだよなぁ…もう少し納得できるような深みがあれば、僕も燃えるのだけれども…

まぁあまり期待感を持たないで観てほしいけれど、これだけ話題になってりゃ、無理か…
余りにも前評判がいいだけに、僕みたいな多少(笑)ヒネクレタ考えを持っていると“こんなもん?”って感じを受ける可能性もあるが…



話は多少反れるが、前々から東京に滞在していて不思議に思うことがある。
それは、勿論少子化のせいもあるが、過保護の行き過ぎで近代化した都内では子供達の遊びまわる姿をなかなか見かけないこと。
映画をみていてふとそんな事を考えていた。

だから、この映画は「闇の子供たち」同様、どんな過酷な生活環境の暗部のなかでも必死に“生き抜こうとする”子供達の持っている生命力に、希望を託しているのではと解釈する。



エンディングの余韻も沖縄で言えば“カーチャーシー”に通じる宴の仕上げとして観てとれるのは南国のルーツなのか(笑)

ところで通常の映画のように、画面に固定しない字幕処理は良かった。





キーワード


「彼は絶対諦めない」

「三銃士」

「運命だった」

「B」





採点 ★★★☆☆



備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…



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