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うまんちゅの惑星

50代。午年生まれ。夢を失い失望の連続で惑星の果てを彷徨ってる気分だが、“なんくるないさ”の気持ちで日々の出来事を綴る

ベンジャミン・バトン/数奇な人生

ベンジャミン


「ベンジャミンバトン/数奇な人生」


原題:THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON
公開:2009/02/07
製作国・年度:アメリカ、2008年
配給:ワーナー
上映時間:167分/CS
鑑賞日:2009/02/25 シネマイクスピアリ

監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、タラジ・P・ヘンソン、ジュリア・オーモンド




映画は老婦人の回想を通して、80歳の老人の姿で生まれ、歳をとるごとに若返っていくというベンジャミンの数奇な運命を描く。


舞台は第一次世界大戦後のニューオーリンズ。
裕福な家庭に男の子が誕生するが、出産と引き換えに母親は死別し、生まれた赤ちゃんは年老いた風貌の為に父親によって老人施設の前に捨てられる。
赤ん坊を拾ったのは、老人施設を営む黒人女性のクイニー。
彼女はベンジャミンと名付け、老人施設で育てられることになる。、ベンジャミンは施設の老人達と触れ合いながら、成長するにつれ、徐々に体が若返っていく不思議な現象が現れる。
そして、感謝祭の日、ベンジャミンの人生を変えることになる六歳の少女デイジーと出会うが…



本年度のアカデミー賞13部門にノミネートされたが、残念ながら主要部門の受賞はなく、美術賞、メイクアップ賞、視覚効果賞の計3部門の受賞となった。



映画冒頭、時計職人の逆回りする時計を作ってしまったというエピソードは印象に残る。
タラジ・P・ヘンソン演じる、黒人女性クイニーの、愛あふれるまなざしは救いである。

壮大な愛の物語で「フォレスト・ガンプ」を思わせるが
映画の最大の魅力は、老人の肉体で生まれ、成長するにつれて若返るという、ユニークなアイデアで見せるブラピのビジュアルである。


いい映画だと思うが…
だが、何かが感情にフィットしないのである。


“設計図は理想どうりの出来だが、しかし、出来あがった家は、なにか違和感がある…”そんな感じがする。


この題材でジョージ・ロイ・ヒルやロン・ハワードならどう作るのであろう?
さらなる魅力と共に歴史に残る傑作に成りえたのでは…と、想像したりする。



しかしケイト・ブランシェットは美しいねぇ (;^ω^A

あ、それとティルダ・スウィントンもいいねぇ (;^ω^A

まぁ、女性は違うタイプの異性でも受け入れられるかもしれないが、男は似たタイプの女性に惹かれる事は改めて言わなくてもイイと思う  (;^ω^A



ちなみにこの映画、150億円近くの制作費が掛かっているとはホント恐れ入る。
最初はスピルバーグ×トム・クルーズで映画化する予定だったとの事。
個人的にはブラピの代わりにジョニー・デップだったらどうなんだろう?



何はともあれ、性格が純粋無垢ではない自分が情けない…∈(´Д`)∋アァー



劇場をあとにする際にふと、
ニュースで数日前、都内で自転車の籠に置き去りに去れ、亡くなった生後間もない赤ちゃんのことが蘇り、切なくなったことを思い出した。





キーワード


「永遠はない」

「誰もが自分は人と違うと思うもの。でも行き着く先は同じ。通る道が違うだけよ」

「ハチドリ」

「雷に七回打たれたんだ」

「上手く弾こうとしちゃ駄目、音楽に身を任せるのよ」

「時がこぼれて無くなっていく」



採点 ★★★☆☆


備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…




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相棒 劇場版

相棒


昨日は、銀座丸の内東映2で「相棒 劇場版/絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン 」を鑑賞

テレビ朝日系で2000年からシリーズとして放送されている、水谷豊と寺脇康文主演の人気刑事ドラマ「相棒」の劇場版。

昨年五月に公開された同作品は興行成績で興収44億4千万円を上げるヒットを記録。
今回は、3月28日にスピンオフ映画「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」が公開されることを受けて、週末からアンコール上映が始まった。


映画は電波塔に吊るされたニュースキャスターの遺体が発見されるところから始まる。
衆議院議員の片山雛子(木村佳乃)宛てに爆発物の郵便が送られ、急遽警視庁の窓際特命係、杉下右京(水谷豊)と、その部下・亀山薫(寺脇康文)が護衛に付くが…
そして、背後でコメンテーターで女医の死、そして裁判所判事の謎の死、と謎めいた事件が連続発生。
杉下右京は一連の事件が東京ビッグシティマラソンを絡めた爆破テロを及ぼすと見抜き、事件を防ぐ為に奮闘するが…



映画は中南米の某国のテロ絡みや、マスコミの過熱報道、国民の熱しやすく醒め易い部分にも光をあてようとしているが、逆に映画全体が軽く、チグハグさを否めないので感情移入さえも出来ない。

それがゆえに、西田敏行の演技も見ていて痛々しく感じる。
木村佳乃演じる議員は小渕優子、女医はタレントの西川史子に、平幹二朗演じる首相は小泉純一郎を想像するぐらいしか印象が残らない。

個人的に僅かな救いは木村佳乃演じる議員のノートパソコンが林檎製品であることかな…

辛い批評にはなるが、テレビドラマの焼き直しで、奥行きのない映画ではある。




キーワード


「チェス」

「Sファイル」

「処刑リスト」






採点 ★

※上映時間1時間57分



備考

100点満点で点数は★20点 ☆5点

★★★★★ 有数の傑作
★★★★  見逃せない
★★★   見応え充分
★★    話題作だけど…
★     ダメだ、こりゃ…


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今シーズンも残り少ないけど…

今日は晴だけど、僕は風邪で体調ダウン気味…昨夜は頭痛まであり飯抜きで、今は幾分良くなっているけど、回復にはまだ時間を要するようです…

体調が良ければスキーに行きたかったけどなぁ~

今シーズンは積雪が少ないだけに、滑れる期間も残り少ないでしょう
早く治して、来週はなんとか行けるといいけどなぁ!?

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おじゃまだニャン

黒猫


猫  「おいおい、食事中に後ろからなんだよ~」


僕  「飯、うまそうですね…」


猫  「…」


僕  「タンゴは踊れますか?」


猫  「…」


僕  「その飯、分けてくれませんか?」


猫  「もぉ~、あっち行ってよ!」

       「犬のお巡りさんを呼ぶぞぉ!」


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沖縄から戻りました

ハイビスカス


五日間の沖縄の旅が終わり今、東京着です。

昨日は、冬の沖縄らしいどんよりとした天気だったが、全体的に快晴でいい気分で過ごせた
そのせいか緊張感が緩んで風邪で体調ダウン気味…トホホ気分

年々、沖縄から戻るたびにつらい気分が増し、回復に時間を要するようになるよ



昨夜は昔の職場の仲間達と久し振りの飲み会
体調が優れない状態での参加で申し訳無かったが、仲間達の顔を見て元気を分けてもらいました
いつも段取りに東奔西走で頑張ったヒッサーに感謝


追伸
東京を離れていて渡し損ねた方へ
バレンタインのチョコは今日から受け付けします


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波布食堂

丸一
沖縄は初夏を思わせるいい天気だ

冬の沖縄は雨が多く、晴れ間は中々無い。

こんな快晴続きの天気はホント珍しい。

今日はビーチにでも行きたい気分だ。



用事を済ます間、昼食をとる為に那覇港にある「波布食堂」へ出かけた。

かなり有名な店らしいが、僕は今回が初めての利用である。

先月、知人がここに行ってきての感想を聞いたけど、 実際、口あんぐり状態だった。



時間的に12時ちょっと過ぎて到着したら店内はほぼ満席。

注文はセルフで僕は“肉そば”¥650を注文して、料理名と番号が書かれた名札をもらい、

確保した席で10分前後待つことに…


肉そば


正直肉そばが目の前に出てきたとき、身の危険を感じたのは本当だ。

あまりの量で、スープや野菜がトレイにこぼれ落ちている。



取り合えず山盛りの野菜を小皿に移して、そばのみを食うことにする、賢明な判断だと思う(笑)

食いながら、無理して全部食べると体が壊れちゃうなぁ、と思い、食べ残すことにした。



膳を返す際に残したことを謝り、半分の量はできないのか?と訪ねると、それは出来ないとの事。

果たしてこれほどの量を出す必要があるのだろうか?  疑問を感じる。

それでも行かれるのなら同伴者等とシェアしたほうが賢明だ。



お店情報/////////////////////////////////////////////////////

波布食堂
沖縄県那覇市通堂町4-22
098-861-8343
11:00~22:00
定休:日・祝



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ただいま~

20090211182411


沖縄に着いたぁ~

傷ついた心を癒やす為に日曜日まで故郷に帰還

ダウンジャケットはさすがに要らないなぁ~

更に薄手の長袖も要らないなぁ~

今、Tシャツだけになった

空は曇一つないいい天気

まずはオリオンで乾杯だぁ

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吾が輩は妄想中じゃ

コンビニ裏の猫

近くのコンビニ裏でたむろしている猫。

一点集中で、物思いに没頭しているらしく、

声をかけても、馬耳東風の様子。



目元はバットマンを彷彿させる凛々しさ…

白くて長い眉毛と口ひげが目立つ…

ひょっとして僕は、

“百年に一度”現れる伝説の、幸運を呼ぶ招き猫と遭遇しているのか?



これ以上、彼の邪魔になっては、と思い、

静かにその場を離れた。



あっ、名前を聞くのを忘れてもうた (;^_^A アセアセ・・

妄想のじゃまをせず、静かに立ち去った僕に小判を持って来てくれるのでしょうか~

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ゲレンデの恋 赤倉編

夢と希望を求めて

昨日の土曜日、日帰りスキーに行ってきた。

今年三回目のスキーです。


妙高山


場所は新潟県妙高市にある赤倉温泉スキー場。


前日の夕方、天気予報によると、甲信越地方の週末は天気が良さそうだとわかり、
急遽、行き当たりばったりにスキーに行くことにした。

車内には厳選したBGMをセットして、高鳴る高揚感と共に
東京を深夜二時半に、場所も決めずに走り出した。。



東松山から乗った高速道は、更埴で一般道へ降りた。
途中、朝マックで高鳴る鼓動を抑える為に、瞑想をして感情をコントロール。


18号線を上越方面へ走り、その日を左右する分岐点へ近づく…

右の国道は“野沢温泉スキー場”“上越国際”方面、左の国道は“赤倉温泉スキー場”だ。




その時、
人生を左右する分岐点に通りかかったとき、
あなたならどうします?




僕は自分の直感を信じた。




そうだ、左にしょう。




あとは道なりに、目的地に決めた“赤倉温泉スキー場”へ。


林道


国道から見える雪景色を堪能しながら現地には八時半に到着。


入口


天気は快晴。

ホントに気持ちがいい。


青空


“あぁ、今日は来てよかったなぁ”と心から思った。

空の青がどこまでも深く、心にこびりついた邪念を解かすようだ…

白銀のゲレンデは前日に多少積雪があったようでベストコンディション。





尚、当初は現地宿泊して、翌日の日曜日にのんびり戻る予定をてていたのだが、ある事情で、急遽日帰り日程に変更した。


ここで問題です、何故日帰りになったのでしょうか?







                 そうです、さすがあなたの勘は鋭いですね!







ご想像の通り、
“ゲレンデの恋”というか、今日こそ、麗しき女性との出逢いで、その日を堺に、僕の人生が変わるハズだったのですが…



全景


スキー場はゲレンデを“赤倉観光リゾートスキー場”と“赤倉温泉スキー場”のエリアに別れて広範囲のエリアが利用できない複雑な事情があるようだ…。
その辺の事情も知らない僕はここではゲレンデを正面にして左側の“赤倉観光リゾートスキー場”のリフト券を購入して目一杯滑りまくった。



ところで、ランチはゲレンデの中腹にある“めいぷる”という店で“鶏竜田丼”を注文。

ランチ

前日カレーを食べたので止めたが、ライスを妙高山に見立てた見た目が面白い“妙高山カレー”
にすればよかったなぁ…とちょっと後悔。





さて、“ゲレンデの恋”の話の続きですが、
運命の女神との巡り合いはなく、当初の思惑は幻となり、愛を育む為の宿泊を断念せざろうえなくなりました。





複雑な想いを抱きながら
午後五時過ぎにスキー場をあとにして温泉街にある“ホテル秀山”の露天風呂へ。

温泉

リフト割引パックでの利用で入浴料は400円。
大理石造りの中はそう広くはないが、落ち着いた感じのいい造りだ。

心身の疲れを洗い流して、淋しい背中姿を隠しながら一人、東京へ向けて跡にした。





もし
あそこの分岐点で、右の国道を選択していれば…

と、考えつつ、

深夜1:25、東京着。




ちなみに強行日程の為に、昨夜も幻想的でロマンチックな夢は見れなかったことだけは書き留めておくことにして…



それでも、僕の旅はつづくのだ…




           “ゲレンデの恋 エピソード2~赤倉編”   完

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