

大晦日の今日は快晴。
ホントに激動の年であったとは思えない青さである。
新しい年は希望の持てる出来事が少しづつでいいから芽生えるといいなぁと想う。
遅ればせながら昨夜 「レッドクリフ」を鑑賞
今、映画公開と連動して各書店では「三国志」フェアー等、ミニ三国志ブーム到来って感じだ。
映画は
西暦200年代の初頭、
曹操率いる80万人の大軍が、5万前後の孫権と劉備の連合軍を追い詰めつつあった…
乱世の中国で魏・呉・蜀の三国が、天下統一の為に覇権をかけた壮大な戦いを繰り広げる。
あまりにも有名な「三国志」ワールドを、
本来ならNHK大河のような連続ドラマにしなければ収まりがつかない設定を、
“赤壁の戦い”をメインに二部構成で製作された映画「レッドクリフ」
PartⅠの今作は、物語の背景と劉備、関羽、張飛、趙雲、諸葛亮、周瑜、曹操等の各キャラクターの紹介がメインで“赤壁の戦い”はPartⅡで描かれるようだ。
「男たちの挽歌」の頃のジョン・ウーらしさというより、冒険できない年齢になり、万人受けする為に無難に作ったって気がしたのが第一印象。
ところで改めて見直したのは“トニー・レオン”って意外にいいねぇ…と思ったこと。
小説で読んでも当時の衣装や武具、戦闘風景はなかなか想像できないが、映画の中に出てくる軍勢陣形、亀の甲羅のような“九官八掛の陣”や、“鶴翼の陣”などは活字では想像できない世界を見事にヴィジュアル化している。
しかしこの映画の一番の欠点は音楽につきると思う。
平凡すぎて印象に残らないのである。
サウンド、音楽が耳に残らなければ名作とは成りえないのは過去の有名な作品をみれば一目両全。
色々文句も付けたくなるが、三国志ファン以外の人や中国歴史物語に詳しくない人にとっては関心へ引き込む入口的な役割でみれば納得かなとも思う。
因みに封切りから約二ヶ月ずらしてみた訳は、
物覚えが悪い為に、PartⅡを見る頃には前作の内容すら忘れる可能性があるのだ…
だからPartⅡの公開日まで間隔をあけたくないのが理由だった。
えっ!そんなの聞いていない?…失礼しました*゚Q゚)ハヒィ
キーワード
「欲望が深いほど若返るというぞ」
「安」
やはり…「鳩」
12月30日イクスピアリにて
採点 ★★★☆
備考
100点満点で点数は★20点 ☆5点
★★★★★ 有数の傑作
★★★★ 見逃せない
★★★ 見応え充分
★★ 話題作だけど…
★ ダメだ、こりゃ…
スポンサーサイト


