
原題:Star Wars:The Last Jedi
公開:2017年12月15日
製作国・年:アメリカ映画・2017年
配給:ウォルト・ディズニー
上映時間:2時32分/CS/4K D
鑑賞日:2018/1/1 シネマイクスピアリ(S4)
監督:ライアン・ジョンソン
出演:デイジー・リドリー、ジョン・ボヤーガ、オスカー・アイザック、アダム・ドライバー、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ルピタ・ニョンゴ、、アンディ・サーキス、ドーナル・グリーソン、グウェンドリン・クリスティー、ケリー・マリー・トラン、ローラ・ダーン、ベニチオ・デル・トロ、ヨーナス・スオタモ、ジミー・ビー
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
年末のクリスマスを過ぎた頃から風邪の症状で体調が悪かったけれども
元旦に「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」を鑑賞する為に劇場に向かった。
劇場で映画鑑賞をするのは2016年10月に見た「ハドソン川の奇跡」以来1年に2ヶ月ぶり。
1月1日の映画観賞は意外とお勧めだと思う。
この日のイクスピアリの館内も空いていた。
正月三が日で映画を鑑賞するなら比較的空いている1月1日が断然良い。
映画の日で料金は安いし、2日、3日に比べると観客が少ないのが断然いい。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に続くジェダイの再生を描く新三部作の第2章で、シリーズ最新8作目「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」は、伝説のジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーを中心に、帝国軍の残党で作られた悪の組織“ファースト・オーダー”と帝国軍を壊滅に導いたレイア(キャリー・フィッシャー)率いるレジスタンス達との物語が描かれる。
もう、銀河には平和が戻らなくてもいいや‥‥
というのが観賞しての感想です (-.-;)y-~~~
なんだか、もう艦隊のバトルシーンなどのビジュアルSFXにも特段の驚きも感じられなくなってきた。
ほとんどのキャラクターが前作に引き続き登場しているなか、だからこそ、物語に引き込まれる設定が欲しいのに、プロット部分の表層をなぞるばかりで、様々な難題はあるにしても世代交代はやむなしとばかりにスター・ウォーズワールドがとんでもない方向に行きそうな設定と展開には心を揺さぶられたり感情移入さえできない映画になっていた。
これまで映画の中で使われてきた“フォース”に関する知識も“えっ?”と感じる場面が多かった。
おいおい、フォースの解釈がここまで変わっていいの?って感じ。
敵の設定も割り切れない。
“スノーク”とかいうシディアスもどきの悪の指導者の存在背景と、何故、帝国軍の残党で作られた“ファースト・オーダー”という悪の組織がこんなに勢力を拡大しているのか?
カイロ・レンとの関係も詳しい背景などが解らないうちにスノークはあっけなく死んでいく。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」から始まったディズニー製作による新三部作の第二章。
新しい時代の“スターウォーズ”として、ジョージ・ルーカスが外れる形で製作が再開されて、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」は過去のルーカス作品を超える空前の大ヒットになったのだが、この第二章は「中国」での興行成績を意識して、アジア系の新キャラクターのローズという女性(ケリー・マリー・トラン)の配役を設定しているんだなと思うのだが、観客を物語の世界に引き込む魅力や説得力がない。
本音で言えば「スター・ウォーズ」サーガを観てきて、このシリーズは心を揺さぶられる映画だとは思わない。
最初に公開されたエピソード4「スター・ウォーズ」とエピソード5「帝国の逆襲」が点数を付けるとしたら80点レベルで、後の作品はお祭りに参加している感覚で観賞してきたに過ぎない。
だからこそ、ルーカスが作り上げてきたこれまでの「スター・ウォーズ」の思想と世界観の設定を無視しているのには腹が立つ。
因みにディズニーが目論んだ中国での興行成績は惨敗らしい。
ディズニーよ、浅ましいぞと本当に思う。
そういや、20世紀フォックスの買収もほぼ決定のディズニーさんよ、いずれ帝国は滅びるぞと念(“フォース”)をかけておくことにした。
─────────
■ キーワード
─────────
「ルーク、まだ地平線を眺めているのかい? ジェダイの本などどうせ大して面白くもないじゃろ…そんなもんは燃やしてしまえ」
「私は最後のジェダイではない。私には一つだけ解っている真実がある。それは“ジェダイは滅びる時がきた”ということだ。」
「失敗こそ最も偉大な先生だ」
「あなたがカイロを見捨てたんじゃない。カイロがあなたを見捨てたのよ。私はそうはしないわ。」
─────────────────
■ 映画の採点 ★★★
─────────────────
備考
100点満点で点数は★20点 ☆5点
★★★★★ 有数の傑作
★★★★ 見逃せない
★★★ 見応え充分
★★ 話題作だけど…
★ ダメだ、こりゃ…
公開:2017年12月15日
製作国・年:アメリカ映画・2017年
配給:ウォルト・ディズニー
上映時間:2時32分/CS/4K D
鑑賞日:2018/1/1 シネマイクスピアリ(S4)
監督:ライアン・ジョンソン
出演:デイジー・リドリー、ジョン・ボヤーガ、オスカー・アイザック、アダム・ドライバー、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ルピタ・ニョンゴ、、アンディ・サーキス、ドーナル・グリーソン、グウェンドリン・クリスティー、ケリー・マリー・トラン、ローラ・ダーン、ベニチオ・デル・トロ、ヨーナス・スオタモ、ジミー・ビー
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年末のクリスマスを過ぎた頃から風邪の症状で体調が悪かったけれども
元旦に「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」を鑑賞する為に劇場に向かった。
劇場で映画鑑賞をするのは2016年10月に見た「ハドソン川の奇跡」以来1年に2ヶ月ぶり。
1月1日の映画観賞は意外とお勧めだと思う。
この日のイクスピアリの館内も空いていた。
正月三が日で映画を鑑賞するなら比較的空いている1月1日が断然良い。
映画の日で料金は安いし、2日、3日に比べると観客が少ないのが断然いい。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」に続くジェダイの再生を描く新三部作の第2章で、シリーズ最新8作目「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」は、伝説のジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーを中心に、帝国軍の残党で作られた悪の組織“ファースト・オーダー”と帝国軍を壊滅に導いたレイア(キャリー・フィッシャー)率いるレジスタンス達との物語が描かれる。
もう、銀河には平和が戻らなくてもいいや‥‥
というのが観賞しての感想です (-.-;)y-~~~
なんだか、もう艦隊のバトルシーンなどのビジュアルSFXにも特段の驚きも感じられなくなってきた。
ほとんどのキャラクターが前作に引き続き登場しているなか、だからこそ、物語に引き込まれる設定が欲しいのに、プロット部分の表層をなぞるばかりで、様々な難題はあるにしても世代交代はやむなしとばかりにスター・ウォーズワールドがとんでもない方向に行きそうな設定と展開には心を揺さぶられたり感情移入さえできない映画になっていた。
これまで映画の中で使われてきた“フォース”に関する知識も“えっ?”と感じる場面が多かった。
おいおい、フォースの解釈がここまで変わっていいの?って感じ。
敵の設定も割り切れない。
“スノーク”とかいうシディアスもどきの悪の指導者の存在背景と、何故、帝国軍の残党で作られた“ファースト・オーダー”という悪の組織がこんなに勢力を拡大しているのか?
カイロ・レンとの関係も詳しい背景などが解らないうちにスノークはあっけなく死んでいく。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」から始まったディズニー製作による新三部作の第二章。
新しい時代の“スターウォーズ”として、ジョージ・ルーカスが外れる形で製作が再開されて、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」は過去のルーカス作品を超える空前の大ヒットになったのだが、この第二章は「中国」での興行成績を意識して、アジア系の新キャラクターのローズという女性(ケリー・マリー・トラン)の配役を設定しているんだなと思うのだが、観客を物語の世界に引き込む魅力や説得力がない。
本音で言えば「スター・ウォーズ」サーガを観てきて、このシリーズは心を揺さぶられる映画だとは思わない。
最初に公開されたエピソード4「スター・ウォーズ」とエピソード5「帝国の逆襲」が点数を付けるとしたら80点レベルで、後の作品はお祭りに参加している感覚で観賞してきたに過ぎない。
だからこそ、ルーカスが作り上げてきたこれまでの「スター・ウォーズ」の思想と世界観の設定を無視しているのには腹が立つ。
因みにディズニーが目論んだ中国での興行成績は惨敗らしい。
ディズニーよ、浅ましいぞと本当に思う。
そういや、20世紀フォックスの買収もほぼ決定のディズニーさんよ、いずれ帝国は滅びるぞと念(“フォース”)をかけておくことにした。
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■ キーワード
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「ルーク、まだ地平線を眺めているのかい? ジェダイの本などどうせ大して面白くもないじゃろ…そんなもんは燃やしてしまえ」
「私は最後のジェダイではない。私には一つだけ解っている真実がある。それは“ジェダイは滅びる時がきた”ということだ。」
「失敗こそ最も偉大な先生だ」
「あなたがカイロを見捨てたんじゃない。カイロがあなたを見捨てたのよ。私はそうはしないわ。」
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■ 映画の採点 ★★★
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備考
100点満点で点数は★20点 ☆5点
★★★★★ 有数の傑作
★★★★ 見逃せない
★★★ 見応え充分
★★ 話題作だけど…
★ ダメだ、こりゃ…
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